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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

石狩川河岸遡行トレッキング 14

2020-10-01 18:59:32 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

 真勲別バス停 ⇒ 層雲峡 ⇒ 滝見台  トレッキング期日‘20/9/26

 私は距離の目安を誤っていたようだ。予測よりかなり早くこの日の目的地(層雲峡)に到達した。そこで、層雲峡よりさらに先の滝見台まで足を伸ばしたのだった。

 朝4時過ぎに自宅を発って、206km走り8時前に層雲峡に着き、「層雲峡駐車場」に車を停めた。予定していた7時45分のバスには乗ることができなかったが、次便の8時40分発のバスでこの日のスタート地点の「真勲別」バス停に向かった。天候は予報どおり思わしくなく、霧雨状態のため上下ともにレインウェアを羽織った。

   

   ※  この日のスタート地点となった「真勲別」バス停です。

 8時55分、「真勲別」バス停をスタートした。スタートして直ぐに歩道が付いた道路となり安心して歩を進めることができた。石狩川の流れが右手にちらちらと見える。

   

   ※ スタート直後は写真のように歩道があり、安心して歩くことができました。

   

   ※ スタートして間もなく目に入った石狩川の流れです。

 トレッキングを始めて20分後、「旭川層雲峡自転車道線」という看板からサイクリングロードを歩くことにした。サイクリングロードは№12で歩いたサイクリングロードと比べ完成してからの年数があまり経っていないのか新しい感じがする道だった。ところが、雑草の逞しさはそんな新しい感じのアスファルトを突き破って道路内に進出している個所が何ヵ所も見えた。このロードは延長僅か3.5キロ程度である。層雲峡まで通ずるサイクリングロードが早く完成してほしいと思うのだが、完成前に雑草に負けてしまうのではないかと心配になった。

   

    ※ 国道39号線と別れ、自転車専用道に入る表示です。

   

   ※ 自転車専用道は完成してまだそれほど年数が経っていないように見えました。

   

   ※ ところがところによっては雑草がアスファルトを突き破って生育していました。

   

 ※ 自転車専用道ではこうした表示がところどころにあり歩いていて励みとなりました。   

 途中、秋の気配を感ずるところがあったり、石狩川の流れが垣間見えたり、また国道との間にパークゴルフ場が広がっていたところもあった。

   

  ※ 自転車道に突然大量の枯葉に覆われていたところがありました。何の木の葉だろう?

   

   ※ 秋の気配を感ずる立ち枯れた雑草がちょっと不気味です。

   

   ※ 国道と自転車道の間に造成された広大なパークゴルフ場でした。

 サイクリングロードに入りおよそ1時間後、再び国道との合流点から国道に導かれた。スタートから1時間半後、「万陸」という以前は集落を形成していたところを通過した。ここには「ホテル ロックサイド」という廃ホテルが建っていた。実はこのホテルは、私が北見に住んでいた時代に札幌へ向かう長距離バスが中間点として休憩するポイントだったので、よく利用したところだった。

   

   ※ 陸万集落に残された「ホテル ロックサイド」の廃墟です。

 このあたりからは国道の両側に高い崖が目立ち始めた。崖の中でも特徴的な岩が屹立しているところには岩の名前が付けられていた。例えば、「万計壁」、「七賢峰」、「マリア岩」などなど…。また、国道が石狩川と並行して走っているためにところどころで橋を渡ることがあった。そのたびに石狩川の流れが目に入るのだが、徐々に徐々に流れが小さくなり、それとともに流れの中に白い泡が目立つようになり、流れが急になっていることをうかがわせた。

   

   ※ 万計橋の上に聳える「万計岩」です。

   

   ※ 七賢峰です。

   

   ※ マリア岩です。

   

   ※ 双槍峰です。

 層雲峡が近づいてくると道路の両側の崖はさらに狭まり、もしもの崖崩れから道路を護るための覆道が目立つようになってきた。「四の岩覆道」、「観音岩覆道」、「残月峰覆道」、「屏風岩覆道」といった具合に次々と現われた。覆道の名前が表すようにそれぞれの覆道の上方には頭上にそれぞれ名称に付いた岩が覆いかぶさるように迫っていた。

   

   ※ 最初に出会った「四の岩覆道」です。

   

   ※ 覆道の横にはこのような自転車&人のための通路が設けられていました。

   

   ※ 覆道の横を流れる石狩川はかなり泡立ってきました。

 行動開始後3時間、ちょうど12時に層雲峡の駐車場入り口についた。まだまだ時間もある、体力的にも十分余力が残っていた。躊躇することなく先へ歩を進めることにした。温泉街を通過して、層雲峡の景勝地の一つ「流星の滝」と「銀河の滝」が望める「滝見台」を目ざした。「滝見台」が近づいた時だった。前方からかなり足取りの重い老人が近づいてきた。見ると杖を突きながら、霧雨に濡れて歩いていた。私は同類の歩き旅の人かな?と思い、すれ違いざま「コンニチハ!」と声をかけたが、返事は返ってこなかった。彼は本当に歩き旅の人だったのだろうか?それとも何かの事情がある人だったのだろうか?その姿、表情が見てちょっと心配になったが、どうすることもできなかった。

 層雲峡から50分後、二つの滝が見える「滝見台」に到達した。二つの滝とも見応えのある見事な滝である。特に私は「銀河の滝」の勇壮かつ優美な水の落ちるさまが素晴らしいと思った。昨年、冬のトレッキングで訪れた時には「銀河の滝」でアイスクライミング(ロッククライミング?)をしている二人組を見た。改めて彼らがとんでもない危険を冒して登っていたことを実感した。

   

   ※ 流星の滝です。

   

   ※ こちらは銀河の滝です。

       

       ※ 銀河の滝を大写ししたところです。

 「滝見台」からは再びトレッキングで戻る予定だったが、ライブレポでも報告したとおり、日に一本だけのバスが通過することを知り、そのバスに乗って層雲峡温泉の駐車場に帰ってきた。そして、駐車場での車中泊となったのである。

   

   ※ 層雲峡駐車場は屋内と屋上の二階建ての駐車場です。

   

   ※ 駐車場の一階部分の屋内の様子です。

   

   ※ 駐車場の近くにあった日帰り温泉「黒岳の湯」です。

   

   ※ 同じく駐車場の近くにあったコンビニ店です。

  この日の総歩行距離 19.5km (歩数 25,975歩)

                                                  

 



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