田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

なぜ札幌へ Part Ⅱ

2006-05-26 17:31:33 | その他
 私が札幌に住むことを逡巡した最も大きなことは、生まれ育ちこれまでの人生の大半を過ごした地に対する愛着と、そこを離れることへの不安でした。
 近辺を転々とする転勤族でしたから、田舎特有の濃い人間関係ができたわけではありませんが、それでも友人、知人の大半は現在地、またはその近郊です。そうした方たちと疎遠な関係になってしまうことを覚悟するにはそれなりの決断が必要でした。
 札幌には学生時代の友人が多少はいますが、それとて浅い関係の付き合いでしかありません。60才を過ぎて、はたして新たに友人、知人がどれほどできるでしょうか。都会の孤独を味わう老人とならないよう、積極的に外部に飛び出し、新たな人間関係を築かねばならないと思ってはいるのですが…。

 もう一つ、私は自分でも説明がつかないほど土と戯れることが好きらしいのです。らしい…などと書くとずいぶん他人事に聞こえますが、若いときには全く意識していなかったのですが、私は花を育て、庭や花壇を飾ることがことのほか好きだということがここ10年位の中で分かったのです。
 家庭菜園などにはあまり興味はなく、とにかく「花」なのです。この夏、私にとっては最後の作品と思い、花壇を設計し、まもなく植え付けをしようと準備しているところです。

 「そんなんなら、札幌などに行かなければいいのに…」とこれを読まれた方は思われると思います。
 そのあたりの心の内をまた次の機会に語ってみたいと思います。





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