よく考えられたコースだった。梅の花はちょうど満開時で、さらに東部緑地、厚別南緑地を巡るコースは快適だった。気温が上がると予想されたが、午前中ということもあって気持ち良く歩き通すことができた。
JRヘルシーウォーキングの第2弾は本日JR新札幌駅をS&Gとして「梅の花咲く、平岡公園・新札幌ウォーク」と銘打って開催された。私はJRの思惑に反して地下鉄で新札幌まで移動して参加した。前回通りスタート地点でコースマップを受け取り午前8時30分、直ぐに出発である。
※ コースのS & GとなったJR新札幌駅などが入る複合ビルです。
それにしてもJRの新札幌駅周辺は高いビルが立ち並び、新都心と呼ばれるに相応しい発展ぶりである。
ビルの間を抜け、住宅街に入ってくるとまず目に入るのが「旧馬場農場サイロ」である。ずーっと以前に一度訪ねたことがあるが、今や新札幌の貴重な歴史遺産と言えるのかもしれない。
※ 旧馬場牧場で使われていたサイロがこのように残っています。
そしてそこから少し行くと、おそらく馬場農場と関係があると思われる特異な地形をした「馬場公園」が目に入る。特異な地形とは、公園全体が自然の地形のままに残され、そこに地形を利用した遊具などが配置されている公園なのだ。公園は南郷通に面していることもあり、私は度々目にすることがあるのだが、その丘陵のような公園で遊ぶ親子の姿が微笑ましく感じさせてくれる公園である。
※ ちょっと特異な形をした「馬場公園」です。
次にあらわれるのが、懐かしい「厚別運動公園競技場」である。懐かしいと書いたが、この競技場は以前に「コンサドーレ札幌」のホーム競技場として使われていたところで、何度も応援に通った競技場である。今日は市内中学生の陸上競技大会が開催されていたようだった。
※ 「厚別運動公園競技場」では市内中学生の陸上競技大会が行われていたようです。
コースは道央自動車道を跨いで「平岡公園」に向かった。平岡公園は湿地植物が生育する公園として有名であるが、同時に梅の花が咲く公園としても知られている。園内は梅の花が見ごろということでたくさんの花見客が訪れていた。満開といえるのかどうか私は判断できないが、赤や白の梅の花が多くの人たちの目を楽しませてくれていた。
※ 平岡公園の梅は満開(?)でした!
平岡公園を後にすると再び道央自動車道を跨ぎ、右手に長い「東部緑地」を横目で見ながらのウォーキングが続く。私は以前に札幌市内の緑地巡りをしたことがあり、東部緑地も訪れていた。北広島市との境界に位置する緑地はけっこうワイルドな印象が残っている。
※ 残り5キロの表示と、道路向かいに広がる「東部緑地」です。
長く単調な東部緑地横のウォーキングを終えてコースは東札幌と北広島を結ぶサイクリングロードに導かれる。導かれたところは「陽だまりロード」とも称されていて、長いサイクリングロードの中で、私が最も気に入っている部分である。祝日、しかも穏やかな天気とあって、サイクリングの楽しむ人、マラソンに励む人、ウォーキングの楽しむ人、もちろん私たちも含めてそれぞれが思い思いに休日を楽しんでいる風情だった。「陽だまりロード」を挟むように広がっている「厚別南緑地」も懐かしい緑地である。
※ 私の最もお気に入りの「陽だまりロード」の様子です。
2kmほどの陽だまりロードと分かれると一路ゴールへ向かって住宅街、ビル街を抜けてゴールの新札幌駅に無事に到着した。
※ ゴールでは写真のような機械にカードを挿入するとポイントが付与されます。
コース後半はやや気温も上がり汗ばんできたが、コースの大半は心地良い気温の中でウォーキングを楽しむことができた。
次回は3日おいて、苫小牧まで遠征である。老いに抗って頑張るぞっと…。