田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

著名な二人の話を聴く 国井雅比古 & 伊奈かっぺい

2015-03-08 19:52:09 | 講演・講義・フォーラム等
 2月後半に、全国的にも著名と思われる二人のお話を伺う機会があった。一人は元NHKアナウンサーの国井雅比古氏、もう一人は青森県在住のタレント伊奈かっぺい氏である。二人から含蓄が含まれた言葉をもらった。 

 2月26日(木)午後、道新ホールにおいて「北海道ガーデンショー2015大雪」というイベントのカウントダウンシンポジウムなるものが開催された。その基調講演において元NHKアナウンサーの国井雅比古氏が「田舎町には宝がある。だから挑戦できる」と題して講演した。

               

 国井氏はNHKの「プロジェクトX」の司会者として名高いが、近年は「小さな旅」のレポーターとして全国を巡ってことから、地方の元気なマチを数多く見聞してきた経験を語った。例えばそれは葉っぱビジネスでお年寄りを元気にした徳島県上勝町であり、高級温泉街として再生した大分県湯布院町の取り組みと、地域の特徴を生かしマチを元気にした事例の紹介だった。
 そこで、国井氏は北海道の魅力として、清涼な空気、道北の荒涼さを挙げた。

 国井氏は“挑戦”することの意義を強調した。「やればできる。やらなければ何もできない。続ければ成功。途中で止めれば失敗」と…。
 当事者ではない気楽な意見、と冷めた見方もできるが、全国の事例を数多く見てきた人の意見である、と真摯に受け止めてみることも必要ではないだろうか?

 なお、北海道ガーデンショー2015大雪は、大雪山、上川町、旭川市などを中心に5月30日から10月4日まで開催されるそうである。


               

 そして2月28日(土)午後には、同じく道新ホールで「東北観光フォーラム in 北海道」において、タレントの伊奈かっぺい氏が「かっぺいが語る!みちのくの魅力」と題してトークショーを展開した。

 伊奈かっぺい氏は東北弁(青森弁)を操り、軽妙なトークで聴衆を沸かせるタレントとして知られている。この日も話の随所に笑いを織り交ぜ、ご婦人たちは彼のひと言ひと言に笑い転げていた。

 伊奈かっぺい氏はここのところ6年間にわたって東北6県を訪ね歩くTV番組を続けているという。そうした中から、東北観光に関わって三つの特徴があることに気付いたという。そのキーワードは①北前船、②貧乏、③アイヌ語だという。
 「北前船」は全国各地の物を東北に運び入れたという。何故、こんなところにこんなものがあるのか、というようなものを東北観光して見つけてほしいという。
 「貧乏」について、東北地方は貧乏であったがゆえに工夫が生れたという。工夫が生んだ美味しいものをぜひ味わってほしいという。
 「アイヌ語」である。実は東北の言葉の中にアイヌ語の影響を受けた言葉が数多く存在するという。アイヌ文化が東北地方にまで及んでいたということは、私にとっては初耳だったので興味深く聞こえた。

というように全国的に名の知られた方の言葉には、含蓄が含まれていて傾聴に値する言葉が少なくない。お二人からも大切な言葉をもらった思いである。


《ウォーキング覚書》
 3/03~3/06の5日間はかろうじてノルマをクリアできた5日間だった。それにはいろいろと言い訳もあるのだが…。

 ◇3/03 12,160歩 ◇3/04 10,760歩 ◇3/05 10,630 歩 ◇3/06 7,301歩 ◇3/07 13,094歩

 ◇5日間合計 53,945歩  3/03~3/07 一日平均 10,789歩

 この5日間はなんとか平均で一日一万歩は達成することができた。その苦しかった言い訳は、一つはウォーキングの目的が一万歩を達成するだけという単一目的になっていることがある。札幌珍景的発見の期待がない中では、一万歩達成だけが目的になっている。
 また、3/05、3/06は自宅から遠方で会議があり、車を使用せざるを得なく、帰宅してからのウォークとなった。特に3/06は帰宅が遅くなり7,000歩余を歩くのが精一杯だった。
 翌日それをカバーするのが大変だった。
 というように、最近はちょっと苦戦が続いている。


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