絶好の観察会日和だった。空に雲はなく、ちょっと歩くと汗ばむほど…。森の中は雪が解けたばかりで、春本番にはもう少し時間がかかりそう。それでも、小さな花たちが私たちを歓迎してくれた。
※ 野幌森林公園の大沢口のところに建つ「自然ふれあいセンター」です。
4月19日(木)午前、野幌森林公園自然ふれあい交流館と、北海道ボランティアレンジャー協議会の共催による観察会「春の花を見つけよう」に参加した。
私はこの種の観察会にこれまで散発的に参加しているのだが、近年参加者は増加傾向にあり、シニア層の方の関心が高まっているようだ。
この日も参加者が83名と発表されたが、ボンティアレンジャー協議会のガイド役の方を含めると100名を超える大規模な観察会になった。
※ 参加者83名にのぼった大参加者群が開会式に臨んでいるところです。
ガイド役の方もたくさん参加されているため、6名1班体制で野幌森林公園内を2時間半にわたって周囲の植物を観察しながら歩いた。
絶好の天気の中、雪が消えた後からさっそく芽生え始めたばかり小さな植物がたくさん顔を見せてくれた。そこでたくさんの写真も撮ったため、前後編2回に分けてレポすることにする。
まずは「自然ふれあい交流館」の傍にある池でエゾアカガエルが賑やかに鳴き声を上げていた。カエルたちにとっては恋の季節でもあるようだ。
※ 小さな池なのですが、池いっぱいにカエルたちが大合唱をしていました。
そして、その池の傍に生えているバッコヤナギの雄花と雌花を紹介された。雄花は派手に花粉をたたえていた。
※ バッコヤナギの雄花です。
※ こちらがバッコヤナギの雌花です。地味ですねぇ~。
次はこれも春の使者として名高いフキノトウである。以前も雄花と雌花の違いを説明されたのだが、覚えきれなかった。今回はやはり雄花がより派手に花粉を付けている状態を観察することができ、違いを理解できるようになったと思う。
※ 上二つの花がフキノトウの雄花です。
※ 下二つの花は雌花です。その違いが分かりますか?雄花の方が少し派手に開いていませんか?
※ 雌花は受粉すると、写真のように花の先が赤く変色するそうです。
ここまでは森に入る前の「自然ふれあい交流館」の周りで観察したものである。いよいよ大沢口から野幌森林公園の中に足を踏み入れた。
踏み入れてすぐに紫色の小さな花がたくさん目に入ってきた。北海道の春山で良く見られるエゾエンゴサクである。別のところでは紫色ばかりでなく、ピンク色のエゾエンゴサクも目にすることができた。
※ エゾエンゴサクの小群落、そしてピンクの花びらを付けたもの、最後は近接して撮ったものです。
続いて、道端で目立ったのがオオウバユリの幼葉である。艶のある小さな葉がこの後みるみる成長するとは信じがたいほど小さな葉である。
そしてバイケイソウである。バイケイソウは強い毒性があり注意が必要とのことだ。北海道では毎年のようにギョウジャニンニクと間違える中毒事件が伝えられている野草である。その毒性を活かして殺虫剤として用いられているという。恐ろしい!
まだまだ、春の花や野草を目にすることができた。もちろんあの春の使者も目にすることができたが、それらは明日レポすることにする。
※ 野幌森林公園の大沢口のところに建つ「自然ふれあいセンター」です。
4月19日(木)午前、野幌森林公園自然ふれあい交流館と、北海道ボランティアレンジャー協議会の共催による観察会「春の花を見つけよう」に参加した。
私はこの種の観察会にこれまで散発的に参加しているのだが、近年参加者は増加傾向にあり、シニア層の方の関心が高まっているようだ。
この日も参加者が83名と発表されたが、ボンティアレンジャー協議会のガイド役の方を含めると100名を超える大規模な観察会になった。
※ 参加者83名にのぼった大参加者群が開会式に臨んでいるところです。
ガイド役の方もたくさん参加されているため、6名1班体制で野幌森林公園内を2時間半にわたって周囲の植物を観察しながら歩いた。
絶好の天気の中、雪が消えた後からさっそく芽生え始めたばかり小さな植物がたくさん顔を見せてくれた。そこでたくさんの写真も撮ったため、前後編2回に分けてレポすることにする。
まずは「自然ふれあい交流館」の傍にある池でエゾアカガエルが賑やかに鳴き声を上げていた。カエルたちにとっては恋の季節でもあるようだ。
※ 小さな池なのですが、池いっぱいにカエルたちが大合唱をしていました。
そして、その池の傍に生えているバッコヤナギの雄花と雌花を紹介された。雄花は派手に花粉をたたえていた。
※ バッコヤナギの雄花です。
※ こちらがバッコヤナギの雌花です。地味ですねぇ~。
次はこれも春の使者として名高いフキノトウである。以前も雄花と雌花の違いを説明されたのだが、覚えきれなかった。今回はやはり雄花がより派手に花粉を付けている状態を観察することができ、違いを理解できるようになったと思う。
※ 上二つの花がフキノトウの雄花です。
※ 下二つの花は雌花です。その違いが分かりますか?雄花の方が少し派手に開いていませんか?
※ 雌花は受粉すると、写真のように花の先が赤く変色するそうです。
ここまでは森に入る前の「自然ふれあい交流館」の周りで観察したものである。いよいよ大沢口から野幌森林公園の中に足を踏み入れた。
踏み入れてすぐに紫色の小さな花がたくさん目に入ってきた。北海道の春山で良く見られるエゾエンゴサクである。別のところでは紫色ばかりでなく、ピンク色のエゾエンゴサクも目にすることができた。
※ エゾエンゴサクの小群落、そしてピンクの花びらを付けたもの、最後は近接して撮ったものです。
続いて、道端で目立ったのがオオウバユリの幼葉である。艶のある小さな葉がこの後みるみる成長するとは信じがたいほど小さな葉である。
そしてバイケイソウである。バイケイソウは強い毒性があり注意が必要とのことだ。北海道では毎年のようにギョウジャニンニクと間違える中毒事件が伝えられている野草である。その毒性を活かして殺虫剤として用いられているという。恐ろしい!
まだまだ、春の花や野草を目にすることができた。もちろんあの春の使者も目にすることができたが、それらは明日レポすることにする。