田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

中島公園の彫刻、モニュメント巡り

2022-12-07 16:11:54 | 「めだかの学校」関連

 大通公園の彫刻、モニュメント巡りに続いて中島公園を巡って歩いた。中島公園には彫刻、モニュメント以外にも豊平館、日本庭園、八窓庵など見どころがたくさんある。ここでも事前踏査の大切さを痛感することとなった。

 「めだかの学校」の来年度企画で訪れる予定の中島公園も12月5日(月)に事前踏査で巡ってみた。中島公園は大通公園同様に札幌市民の多くが訪れる札幌市の中心部に位置する公園である。私たちはここに設置されている彫刻やモニュメントと共に、公園内にある施設も巡りたいと思っている。

 計画では地下鉄の中島公園駅から幌平橋を目指して巡り歩きたいと考え、その通りに踏査してみた。そこでその順に彫刻やモニュメントを紹介していくこととする。

   

   ※ 地下鉄中島公園駅1番出口を出たところに確かに時計塔は立っていたのだが、どうも資料の時計塔とは違うような?

 そうすると、早速事前踏査の重要性を認識させられる事態に出会った。というのは、ネットや資料では中島公園駅を出て直ぐに「ライラックの賦時計塔」があることになっていた。確かに公園駅を出た直ぐのところに時計塔は立っていた。しかし、どうも資料にあるものとは別物のような気がした。台座がないのだ。「おかしい」とは思いながらも、一応写真は撮って次の彫刻を探して移動した。

   

   ※ 山内壮夫作「森の歌」

   

   ※ 林正美作「ヨットと方向」

 先の確信できない時計塔と、二つの彫刻をチェックして公園内にある「人形劇場こぐま座」の前庭に来た時に資料にある時計塔が立っていたのだ。初めからそこに建てられたのか、それとも移設されたのか定かではないが、ともかく「ライラックの賦時計塔」を見つけられてよかった。

   

   ※ 作者不明「ライラックの賦時計塔」 これが資料にあった時計塔でした。

   

   ※ 小野健寿作「のびゆく子等」 光の加減で裏面を撮りました。

   

   ※ 作者不詳「四翁表功之碑」

 続いて、豊平館は外観だけを写し、日本庭園を目ざしたがここは冬季間は閉園されていて入園が叶わず、園内にある「八窓庵」も立ち寄ることができなかった。中島公園の真ん中に位置する「菖蒲沼」を迂回して園内の各種の彫刻を巡り歩いた。

   

   ※ 「豊平館」です。正面から撮ると背後のホテルが入るため、この角度から撮りました。

   

   ※ 中島公園内の日本庭園は冬季間は閉鎖されます。(八窓庵も同様です)

 一通り菖蒲沼周辺の彫刻をチェックしたのだが、その中のひとつ「ミドリ子ちゃんファミリー」と名付けられたなんとも漫画チックな彫刻が見当たらないのだ。周りの人に聞いても「知らない」という。そこで中島公園管理事務所に問い合わせてみた。電話に出てくれた担当者は、「その彫刻の存在そのものを知らない」と言う。まあ、それほどこだわるものではないと思い電話を切った。するとしばらくして、その担当者から電話をいただき「どうやら撤去されたようだ」との回答を得た。事前踏査のひとつの成果である。

   

   ※ 朝倉文夫作「木下成太郎像」

   

   ※ 山内壮夫作「ねことハーモニカ」

   

   ※ 山内壮夫作「鶴の舞い」

   

   ※ 山内壮夫作「笛を吹く少女」

   

   ※ 山内壮夫作「母と子の像」

   

   ※ 安田侃作「相響」 冬を迎えて彫刻はすっぽりと覆われていました。

 その後、公園内の残りの彫像やモニュメントなどをチェックし、中島公園には含まれないのだが、私が参考にした「札幌デジタル彫刻美術館」によると、中島公園の彫刻の一つに加えられていた札幌靖国神社境内に設置されている「沖縄戦戦没者慰霊碑」をチェックして中島公園の実地踏査を終えた。

   

   ※ 宮田亮平作「レナード・バーンスタイン像」 誰かがバーンスタインの腕にビニール傘を引っかけていますね。

   

   ※ 小田襄作「風景の夢」

   

   ※ 「沖縄戦戦没者慰霊碑」

 「めだかの学校」の「歩いて巡ろう!札幌の公園」としては、地下鉄中島公園駅集合、幌平橋駅解散で提案しようと思っているが、そうすると歩数的には約4,700歩、距離にして約3.3キロと、シニアの講座としては、地下鉄駅までその前後の歩く距離を加えると適度かな?と考えている。



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