田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

御朱印収集巡り №18 発寒神社

2023-06-15 15:27:51 | 神社参拝・御朱印収集関連
 発寒神社は、旧社格では「無各社」であるが、札幌では2番目に古い神社だと言われているそうだ。明治8(1875)年に屯田兵が入植したことにより発寒神社も隆盛していったという歴史ある神社である。
    
 発寒神社はJR函館本線の「発寒中央駅」の直ぐ近くに立地する交通至便の地に立地している。
 リード文でも触れたが、旧社格では「無格社」だったという。「無格社」とは、神社の中で最下位の社格ということだが、この社格制度はあくまで戦前のことであって、現在は他の神社となんら変わることのない神社の一つである。(北海道神宮を除いて)
  
       ※ 南側の鳥居から見た本殿です。
  
  ※ こちら側が確かに正面だと見ました。
  
  
  ※ 賽銭泥対策でしょうか?賽銭箱は固くガードされ、お賽銭は小さな投入口から入れるようになっていました。
 発寒神社を訪れた時に、神社の社殿の造りがちょっと特殊なのに気が付いた。というのは、おそらく正式な入口は南側なのだろうと思われる。南側には鳥居が建ち、その前方に本殿の正面がある。ところが、神社の西側が発寒地区のメイン通りとなっているため、そちら側にも鳥居が建っている。私は当初こちらが正面だと勘違いしていた。というのも、西側から見た本殿も一見正面のように見えるのだ。しかし子細に見ると、それは屋根の形が南側から見た時と同じように見えるのだが、正式な正面は西側には無いことが分かったのだ。面白い造りであるが、神社が置かれた地域的事情に配慮した建て方したのだと類推したのだが、はたして真相は???
  
  ※ こちらは神社西側に立てられた鳥居です。
  
  ※ その鳥居を進むと、ご覧のように一見神社正面のように見えますが、正面は写真右側面の方なのです。お正月など混雑時は二正面作戦なのでしよう???
 もう一つ面白いと思ったのが手水舎である。手水舎に水は流れていなかった。ところがそこに注意書きがあった。「手をかざすと水が流れ出ます」と…。注意書きどおり手をかざしてみると、なるほど水が流れ出てきた。コロナ対策であろうか?センサーを活用するところは神社も現代文明を巧みに取り入れているということなのかもしれません。
  
  ※ センサー付きの手水舎です。手をかざすと竹筒の先から水が出てきました。
 さて肝心の御朱印の方は、残念ながら書置きだけということで納得していただいて来た。 
【発寒神社 情報】
◇旧社格:無格社
◇所属:北海道神社庁
◇住所 札幌市西区発寒11条3丁目1-33   
◇御朱印:あり(書置き 初穂料500円)
◇参拝可能時間:24時間
◇社務所受付時間: 9:00~17:00  
◇例祭日:春季 5月15日/秋季 9月15日
◇駐車場:有り
◇アクセス:JR函館本線「発寒中央駅」北口から徒歩約3分(約240m)
◇創建: 1856年(安政3年)    
◇代表的ご利益: 〇商売繁盛 〇五穀豊穣 〇夫婦円満・家内安全 
         〇技芸・武芸・芸能  〇開運厄除け
◇御朱印記帳日 6月7日