田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌の桜・桜・桜…

2013-05-19 17:53:17 | 環境 & 自然 & 観察会
 例年になく遅かった札幌の桜もようやく満開の時を迎えた。そこで今日は予定を変えて、札幌市内で桜の名所といわれているところを車で巡って歩いた。どこも桜を愛で、桜の下で憩う市民で溢れていた。それでは各所の桜の写真を…。

 まずは自宅から最も遠くに位置する「モエレ沼公園」を訪れた。
 モエレ沼公園にはエゾヤマザクラを中心として約3,000本の若木が植えられているという。そこを「サクラの森」と称するそうだが、これまでモエレ沼公園には何度も訪れていたのだがその存在を知らなかった。
 若木というだけあって、中にはあまり花を付けていない桜の木もあったが、おおむね満開の時を迎え、たくさんの家族連れで賑わっていた。

          

          
 
          
          ※ モエレ沼公園らしく遊具で遊ぶ子どもたちのバックに桜を配しました。

          
          ※ 桜は見えなくとも、緑とモエレ山が見えれば十分癒されます。

 続いて、モエレ沼公園とは真逆に位置する「真駒内公園」を訪れた。距離にしてモエレ沼からは40Km近く離れている。
 真駒内公園は大きな公園だが、公園に入って直ぐ近くのところにたくさんの桜の木があり、多くの人たちが楽しんでいた。公園内を歩く人に「公園内ではここが最も桜の木が集まっているところですか?」とうかがうと「そうだ」との答えだったので、おそらく園内の他のところにはそう固まって咲いているところはないのだろうと判断した。

          

          
          ※ 本日のベストショットかな?

          

          
          ※ 色はちょっと出ていませんが、ピンクの花の間に咲く白いコブシの花が目立ちました。         

 次に訪れたのが、桜の名所として特に名乗りを上げているわけではないが、真駒内公園の近くの「エドウィン・ダン記念公園」を訪れた。
 ここはそれほど桜の木が多いわけではないが、どの木も満開の時を迎えてやはり多くの人たちが桜の花を楽しんでいた。公園の中央に建つエドウィン・ダンの彫像も日本の桜をおおいに楽しんでいるようだった。

          
          
          

          
          ※ 北海道開拓に寄与したエドウィン・ダン氏も桜の花を楽しんでいます。

 以上3ヵ所は私にとって初めて訪れたところだった。
 そして最後は、私の中では札幌市内で最も鮮やかな桜並木を見られるところと思っている「中島公園」を訪れた。中島公園の中でも豊水通りと並行する歩道の桜並木は見事だと思っている。この評価は私の妻も同じように見ているところだ。
 期待をもって訪れのだが、まったくの期待外れで花はまだ3分咲きといった程度だった。その並木の桜の種はソメイヨシノのようで、公園内の他のところにあるソメイヨシノも満開にはほど遠い様子だったので、鮮やかな桜並木を拝見するにはもう数日要するようである。
 中島公園には札幌には珍しいシダレザクラ(枝垂桜)があるのでも有名だが、こちらはちょうど満開の時を迎えて艶やかな花姿を見せていた。

          
          ※ ご覧のように桜並木のソメイヨシノはこれから満開の時を迎えるようです。

          

          

          
          ※ 札幌ではここしか見られない(?)シダレザクラです。

 と、ちょっと駆け足ではあったが札幌の桜の名所を駆け巡ってみた。走行距離約65Km。
 少々身体の方は疲れたが、目と心は十分に癒された一日だった。

 なのに私は貪欲にも明日また桜見物に出かける予定である。北海道の桜の隠れた名所とも云われている石狩市厚田地区にある「戸田記念墓地公園」にむさくるしいオヤジたちで出かける予定なのだ。桜の花がしおれぬようにそーっと見させてもらおうと思っている。