田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

原始林クロスカントリースキー大会

2009-02-04 17:09:33 | スポーツ & スポーツ観戦
 健康であることを感謝し、体いっぱいに達成感を感じながらゴールすることができました。 

 昨年も出場した野幌原生林の中を走り?(滑り?歩き?)抜く大会です。
 白旗山や滝野公園と違い、起伏が少なく割合平坦なコースなので私のような者には適したクロスカントリーコースです。
 ところが、ところが、このところの雨や暖気はコースの状況を一変させていました。

 表面が固く凍った雪面は、下り勾配ではスキーが異常に滑ります。バランスを崩して転倒する人が続出しました。
 かと思えば、スキーで雪面を蹴ろうと思ってもスキーが引っかからずズルッと滑ってしまうのです。ここでもまたバランスを崩してしまいます。
 オーバーに表現すれば、おっかなびっくりの姿勢でのクロカンスキーとなりました。
        
        ※ 10キロの部のスタートの様子です。
 
 たいして速いとも思えない、それなのに何故クロカンスキーなどに出場するの?という声が聞こえてきそうです。
 先日、職場の方も「クロカンだけは何が面白いのか分からない」と私に話しかけてきました。
 私はその問いに対して「動機は人それぞれだろうけど、私にとってはゴールしたときの達成感が何よりなんです」と答えました。

 若いときからゲレンデスキーに打ち込んできた私にとって、今やゲレンデでスキーをしても昔のような充足感を感ずることができないのです。
 対してクロカンスキーは、遅いんだけれど…、ヘタなんだけれど…、「走り終えることができた!」「まだまだ体は動くぞ!」「健康なことに感謝!」と汗しながらゴールする瞬間が何にも代えがたく思われるのです。

 この日の5キロも約30分くらいかけて、何とか転倒を免れ額にうっすらと汗をかきながらゴールしました。
 ゴール後に待っていた豚汁がことのほか美味しかったのも、クロカンスキーのご褒美のように思えます。
 帰宅して心地良い疲れの中でのTVのスポーツ番組を眺めながらの午睡はなんともいえない至福の時でした。
        
        ※ ゴール後に豚汁のサービスを受ける参加者たちです。        

 来週は私にとって今季最終戦となる「さっぽろ国際スキーマラソン」です。今度は10キロの部に出場です。また楽しんでこようと思います。