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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

クリスマスランチ in 鼎泰豐(ディン タイ フォン)

2021-12-26 17:08:14 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 小籠包が看板の台湾の名店「鼎泰豐(ディン タイ フォン)」の札幌店(ステラプレイス内)にクリスマスランチに息子夫婦から招待を受けた。評判通りの小籠包の旨さに舌鼓を打った。

   

※ 札幌ステラプレイス6Fのレストラン街の一角にある「鼎泰豐」のエントランスです。

 息子夫婦が台湾旅行に行った際に、「鼎泰豐の本店で食した小籠包がとても美味しかったのでランチに招待する」と言ってくれた。断る理由などない。喜んで招待を受けた。札幌店は今年9月30日にオープンしたばかりだったようだ。

     

※ 店内写真は撮れなかったので、ウェブ上の写真を拝借しました。

 今日はクリスマスのうえ(暦の上のクリスマスは過ぎてしまったけれど…)、日曜日も重なり、人気店故に大混雑だったが、息子が早くから並んでくれていたため私たちは並ばずにスムーズに入店することができた。

 メニューを見てみると、思っていたよりはリーズナブルな価格設定で台湾料理が並んでいた。その中から私は「チャーシュー麺(醤油スープ)」、妻は「ねぎチャーシュー麺(塩味)」、息子は「サンラータン麺」にそれぞれが「小籠包」を注文した。息子の奥さんは「チーロ―麺セット(小籠包付き)」、子どもたちは「チャーハン」と「肉まん」をオーダーした。さらに私一人は生ビール付きで…。

   

※ 鼎泰豐の看板メニューの「小籠包」です。

 まずは「小籠包」が出てきた。店員が小籠包の食しかたをレクチャーしてくれた。そのレクチャーに従い、まず小皿に盛り付けられた千切りの生姜に醤油を垂らして準備をする。そしてレンゲの上に小籠包を載せ、小籠包の皮を少し破ってスープが溢れ出したところをまず味わう。う~ん。上品な旨味が口の中に広がる。続いて小籠包そのものを味わったが、こちらも文句なく美味しかった。小籠包が「鼎泰豐」の看板料理だということに納得した。

   

※ こちらの写真もウェブ上から拝借しました。

 麺の方も私としてはスープの美味しさが際立っていたように思えた。ことさら個性を主張するのではなく、バランス良く整えられたスープは上品ささえ感じさせるものだった。妻の塩味のスープも同じような感想を語っていた。

   

※ 私が食した「チャーシュー麺(醤油味)」です。                                                               

   

※ 妻が頼んだ「ねぎチャーシュー麺(塩味)」です。

   

※ 息子が注文した「サンラータン麺」です。

 美味しかった「小籠包」と「麺」に満足して店外に出ると、入店の時に気付かなかったが、通路に面したところで店員(職人?)たちが小籠包を作るところを実演していた。その鮮やかな手付きは小籠包の旨さを倍増させるように見えた。

   

※ 店員(職人)さんたちの鮮やかな手付きが印象的でした小籠包作りの実演風景です。

 小籠包が恋しくなったら、再訪してみたい。

《鼎泰豐 札幌ステラプレイス店 概要》

〔住  所〕札幌市中央区北5条西2丁目 札幌ステラプレイスセンター6F

〔電  話〕011-202-5274

〔営業時間〕11:00~21:00

〔定休日 〕札幌ステラプレイスに準ずる。      

〔座  席〕92席  ※予約は受け付けていない。

〔駐車場〕有(JRタワー駐車場等)


丸亀製麺はやっぱり「釜揚げうどん」でしょ!

2021-07-07 19:34:47 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 丸亀製麺にどっぷりハマっている私だが、数多いメニューがある中で一推しはやっぱり「釜揚げうどん」である。シンプルであるがゆえに「讃岐うどん」の良さを最も味わうことができる!と私は信じて疑わない。

   

   ※ 「丸亀製麺」の路面店は皆同じような店構えです。

 先日、札幌市内の「丸亀製麺」全13店をすべて制覇したとレポしたが、その後も私の「丸亀製麺愛」は変わらない。その「丸亀製麺」で私が注文するのはほとんどが「釜揚げうどん」の「並」である。

 そんな私もたまには別なメニューを注文することもある。例えば「きつねうどん」、「肉うどん」などである。また「かけうどん」に天ぷらをトッピングして食することもある。 これらを食すると、確かに味が深くなったり、まろやかさを増した味になる。しかしそれは私からすると「讃岐うどん」の本来の味を消しているように思えてならない。純粋に “うどん” の旨さを味わうには「釜揚げうどん」に優るものはないと信じている。何せ「丸亀製麺」の冠に「讃岐釜揚げうどん」を掲げるくらいなのだから、会社自体が「釜揚げうどん」を推していると思えるのだ。

   

   ※ 「丸亀製麺」の店内には写真のような「釜揚げうどん」のお勧めが掲示している。

 さて、私の「釜揚げうどん」の食し方だが、基本的に私は天ぷらなどは足さず、純粋に「釜揚げ並」(税込み290円)の注文である。やや濃い目のつけだし(タレ)に刻みネギ、おろし生姜、天かすを入れる。ここからは「丸亀製麺」ただ一人のうどんの番人「麺匠」(藤本智美さん)が推奨する食し方を実践している。その食しかたとは、麺を箸で取ったら、桶のふちを這わせて付け出しに移すようにしている。こうすることで、桶のふちで釜湯を落とせるので濃厚なつけだしが最後まで保てるからである。

   

 ※ たまあには「釜揚げうどん」以外も食します。写真は「鬼おろし肉ぶっかけうどん」です。

 さらにもう一つ、私はかならずお店に用意されているれんげを用意する。うどんを食し終わったら、そのれんげでつけだしの中に桶の中の釜湯を注ぎ、蕎麦湯のように飲んで締めるのだ。解説では、釜湯にはうどんの塩気、小麦の旨味、グルテン質が移っているので、ほのかなとろみがあり滋味に富んでいるそうだ。

 こうすることで私は深い満足感をおぼえ、店を後にするのだ。

 試みに私は一度だけ「釜揚げうどん」の「大」を注文してみた。すると私には量が多くて食しているうちに飽きがきてしまった。「並」では若い方は少々物足りないかもしれない。しかし、私の年齢ではちょうど良い分量である。

    

  ※ HPから「釜揚げうどん」の写真を借用しました。撮り貯めた「釜揚げうどん」の写真を見つけることができませんでした。

 今では「釜揚げうどん」を三日も食しないと恋しくなってくる。そうした時、私は私にとってのホームグランド(うどん店)となっている「札幌伏見店」、あるいは「イオン札幌桑園店」に走っている。

 熱しやすく、冷めやすい私である。いつまでこの狂騒曲は続くのだろうか?? 


丸亀店製麺全13店を制覇!

2021-07-02 18:55:07 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 本日の「丸亀製麺札幌石山店」で、札幌市内で展開する丸亀製麺の全13店舗を訪れることができた!とはいってもチェーン店である。どの店舗も同じ店構え、同じ味である。そういう意味では全店制覇に特別な意味があるわけではないのだが…。

 私が「丸亀製麺」のことを拙ブログで触れたのは、今年の2月11日付で「丸亀製麺にハマっています!」と投稿したのが最初ではないかと記憶している。(その投稿記事はこちら⇒)

   

   ※ 「札幌美しが丘店」の外観です。

 その「丸亀製麺」と今年の春、私が集中的に取り組んでいた「ロングウォーク」とリンクさせて札幌市内の「丸亀製麺」の各店舗を訪れることにして、ロングウォークの意味付けの一つとした。3月16日付の拙ブログで私は次のように記している。「この『丸亀製麺』の全店舗制覇もこのロングウォークに取り組むねらいの一つにする」と…。

   

   ※ 「札幌石山店」の外観です。  

 以来順調にロングウォークに取り組み、「丸亀製麺」訪問の方も順調に推移していた。ところが5月の連休に国道ウォークに挑んだことで体調を崩し、その後はロングウォークに取り組むことができず、「丸亀製麺全店制覇」の遠のいた形となっていた。ただ、私の「丸亀製麺愛」は止まることなく続き、近間の店に車で定期的に訪れ舌鼓を打っていた。

   

 ※ 独立店舗型ではセンターキッチンの周りを巡りながら商品を受け取り、会計を済ませます。   

 そうした中、清田区を訪れた時に「丸亀製麺札幌美しが丘店」に立ち寄ったことで、眠っていた「丸亀製麺全店制覇」の夢(というほどでもないのだが…)が再び頭をもたげだした。その時点で残りは「アリオ札幌店」と「札幌石山店」の2店舗となっていた。

 そして今日、アキレス腱痛は全快はしていないがかなり改善されたので(車の運転に左足は全く使わない)、遠路石山まで車を走らせて宿願(?)を達成した。

   

   ※ 独立店舗型の典型的な客席です。このほかテーブル席、カウンター席もあります。

 訪れた13店は大きく二つのカテゴリーに分けられる。一つは独立した店舗を有した店。もう一つはショッピングセンター内のフードコート内に出店した店である。

 独立した店舗としては①「札幌伏見店」、②「札幌新川店」、③「札幌栄町店」、④「札幌店」、⑤「南郷店」、⑥「札幌石山店」、⑦「新札幌店」、⑧「西宮の沢店」、⑨「札幌美しが丘店」の9店である。

 対してショッピングセンターに出店している店舗としては、⑩「イオン札幌桑園店」、⑪「イオンモール札幌苗穂店」、⑫「アリオ札幌店」、⑬「カテプリオ新さっぽろ店」の4店があり、合計で13店舗となる。

   

   ※ 「アリオ札幌店」の様子です。独立店舗型よりコンパクトな造りになっています。

   

   ※ アリオ札幌のフードコートの客席です。広々としてスペースが開放感を与えます。

 前述したが独立した店舗は、どの店も同じような店構えで、店内の中心にオープンキッチンがあり、その周囲を巡りながらお客さんは希望のメニューを伝え、それを受け取りながら会計のところまで進むシステムで、どの店舗もまったく変わりないシステムである。

 ショッピングセンター内の出店している店は、オープンキッチンとは言い難い構成であるが、メニューを受け取るシステムは似通った方法である。二つの形式で明らかに違いがあったのは、独立した店舗で提供されていた「かつ丼」や「親子丼」がショッピングセンター内の店舗では提供していないという点で違っていた。

 13店全てを巡ってみて感ずることは、「丸亀製麺」のチェーン店としての徹底した共通の店づくり、商品の提供、そしてスタッフの教育といった点である。その良し悪しはあるのだろうが、利用する側から見れば、どの店でも同じシステムで商品を購入でき、同じ味を味わえる安心感は有り難い。

   

   ※ 全店制覇といっても何も証拠がありません。途中からレシートを取っておきました。

     でも各店舗で何も違いがありません。

 リーズナブルで、それなりに美味しいうどんを提供する「丸亀製麺」は今や独り勝ち状態のようだが、この快進撃はいつまで続くのだろうか?                                                                             

 


スシロー革命を実感する

2021-06-08 17:51:17 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 “スシロー” とは、あの回転ずしのスシローである。そのスシローが異色経営者をトップに据え、回転ずし界のトップに君臨しているという。そのスシロー革命を実感するために「スシロー札幌山の手店」に足を運んでみた。

   

   ※ スシロー札幌山の手店の外観です。

 寿司というと我が家では特別な日以外は、北海道発の回転ずしの人気店「トリトン」のテイクアウトが主である。そんな中、私が欠かさず視聴している東京テレビ系列の「カンブリア宮殿」で先週「異色経営者が挑む!スシロー革命の全貌」と題して、回転ずし大手のスシローが取り上げられた。番組の内容としては、社長である水留浩一は東大を出た後、電通、外資コンサルの社長、JALの再建などを手掛けた後、5年前にスシローの社長(現社名は、FOOD & LIFE COMPANIES)に就任したという変わった経歴の持ち主である。

   

   ※ 店内はお昼時を過ぎていたこともあり、やや閑散としていました。

 その水留が大胆な経営改革に取り組み、コロナ不況下にもかかわらず売り上げを伸ばし、業界トップを走り続けているという。

 私はスシローの新戦略を懸命にメモし続けた。その新戦略とは…。

 〈新戦略その1〉美味すぎる定番” ~  寿司の定番であるマグロ、ハマチ、サーモンなどの100円ネタの味にあえてこだわった。

 〈新戦略その2〉早すぎる” レーン ~ 独自開発のレーン(ショートカットで最短レーンを移動する仕組み)で時間をおかずに注文の品を手元に届ける。

 〈新戦略その3〉非接触” すぎる店内 ~ 席への案内システム、セルフレジなど徹底的に店員との接触を防ぐ工夫。

 俄然興味を持った私は早速スシローを訪れて、その改革(革命?)を実感しようと思い立った。調べてみるとスシローは札幌市内に6店舗進出しているようである。その中から比較的我が家に近い「札幌山の手店」に本日の午後(昼時を避けて)妻を誘って訪れてみた。店内に入るとあったあった。「席への案内システム」である。タッチパネルで人数、カウンターかテーブル席かの希望を入力すると、席の番号が記されたメモが出てきて、それに従い席番号が表示されているところに導かれた。

   

   ※ 入店するとすぐに「席への案内システム」のタッチパネルが待っています。

 席に着くと、タッチパネルで希望の品を注文するシステムである。私は定番と云われるマグロ、サーモン、そしてマグロの中トロを注文した。私はここで “早すぎるレーン” を期待したのだが、これは期待したほど早いとは思われなかった。あるいはTVで紹介されたシステムはまだ札幌には整備されていないのかもしれない。

   

   ※ テーブル番号№15に導かれました。

 ともかくやや時間を置いて注文の品が届いた。マグロ、サーモンは2貫で100円ならば十分な旨さと思えた。また、1貫が150円の中トロも値段と比較すればネタの厚みも旨さもそれなりに満足する味だと思えた。(TV番組では小池玲子が「2,000円でも良い」などとややオーバーに語っていたが…)その他のネタも味わってみたが、その値段と比較するとお客さんの満足度を満たすラインには達しているのではないかと思えた。

 最後に清算の段である。ここはタッチパネルから店のスタッフを呼び、スタッフが計算して清算書を手渡してくれる仕組みだった。このあたりは “非接触” を謳っている店としてはもう少し工夫すべき点ではないか思われた。そして清算はセルフレジである。手渡された清算書をレジでかざして機械レジを相手に清算を終えた。

   

   ※ 退店の前にセルフレジの機械が待っています。

 初めて訪れてみての感想は上記したような感想であるが、再訪があるかと問われれば私はやはり北海道発の「トリトン」のテイクアウトを選ぶだろう。価格的には高価であるが、ネタの大きさ、旨さ、シャリの具合など「トリトン」に軍配を上げたい。ただ、「スシロー」の絶えず変わり続けようとする改革マインドは回転寿し界にとっては脅威かもしれない。

 現在札幌を含めて全道に12店舗進出しているそうだが、さらなる進出を予感させるものでもあった。「回転ずし戦争」ますます激化といった図式だろうか??

 


札幌グルメ紀行 44 ゆりや食堂

2021-04-25 18:51:20 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 昭和の雰囲気が感じられる庶民的な食堂ということで「かでる講座」でエッセイストの和田由美氏推薦してくれたところだったが、私的にはやや期待外れだったかなぁ…、という印象だった。

   

    ※ 現在の「ゆりや食堂」の店の前の様子です。

 和田由美氏「かでる講座」において「昭和の懐かしグルメ」と題してお話されたが、そのなかで「札幌の街では老舗が次々と消えていく」と嘆かれたが、その中で昭和の雰囲気を失わずに今なお残している店として「よりや食堂」を推薦された。「ゆりや食堂」を調べてみると我が家から近いことが分かり、さっそく駆け付けてみた。

 「ゆりや食堂」は2年前まではいかにも昭和の食堂といった外観だったのだが、そこから現在のビルの1階に移転している。店の構えは以前の雰囲気をたたえてはいるが、店内はやはり小ざっぱりとした感じで、特に昭和を意識しているような感じはなかった。私がうかがった時には午後1時を過ぎていたのだが、3~4組の客がおり、それなりに繁盛している店のようにうかがえた。

   

   ※ 店内客席から厨房を見たところです。

 和田氏は「ゆりや食堂」の特徴は、いわゆる普通の食堂のメニューと共に、小親子丼とか、小チャーハンといった量が半分のメニューがサイドメニューとしてあるということだった。そこで私は「小ラーメン」(450円)と「小チャーハン」(300円)を頼んだ。

   

   ※ メニューの一部です。この倍くらいの品数がありました。   

 やや時間をおいて出てきたラーメンもチャーハンは思っていたより小盛りといった感じだった。ラーメンは塩とも醤油ともいえるあっさり味のラーメンだった。チャーハンの方もごく普通の味といった感じのものだった。

   

 店は調理担当の主人と、接客担当の女性(店主の娘さん?)の二人で切り盛りしているようだったが、女性の接客にはややがっかりさせるものがあり、そのことが料理の味の評価にも関連してしまったようにも思った。

 せっかく周辺の方々からは支持されている店のようなので、もう少し晴れやかに、明るく接客されるともっと繁盛するのではと思われたのだが…。

      

    ※ 以前の店の前の写真です。前の店のイメージを現在の店にも残しているようです。

ゆりや食堂 データー】

札幌市中央区南1条西19丁目1-254 ドレイジャータワービル 1F

電  話  011-621-4911

営業時間  11:00~19:00            

定休日   日曜日、祝日

駐車場   無
座 席    カウンター 4席、テーブル 5 × 4 = 20席   計24席                      

入店日  ‘21/04/25


札幌麺紀行 138 手打ちうどん 香村

2021-04-02 16:50:01 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 少し硬めのコシの強い麺、良く出汁の効いた汁、鉄鍋に入った熱々のうどんをホフホフ云いながら頬張った。手打ちうどんの良さを味わった一杯だった。

   

   ※ 道路際に立てられている「手打ちうどん」の大きな看板が目に入りました。

 今日は天気が良かったことから、真駒内にあるお墓の掃除に行こうと妻と出かけた。そこへ行く途中に「手打ちうどん」と書かれ、お店の外観にも雰囲気を感じる店が気になったので帰路寄ってみることにした。

   

   ※ お店の外観です。エントランスからややつま先上がりに入口(左側)があります。

   

   ※ 空席待ちで店内を眺めたところです。左がカウンター席、右がテーブル席(見えない)

    奥が小上がり席となっています。

 お店は外観も内部も店主のこだわりを感じさせる造りである。私たちが訪れたのは午後1時過ぎだったが、昼食時にお客さんで混雑したためか後片付けが滞っていてしばし着席を待たされた。そして準備した麺も私たちで最後ということで、私たちの次の訪れたお客さんをお断りするほどの人気店のようだった。

 私たちはメニューを見て、妻は「天ぷらうどん」(1,450円)、私は「肉うどん」(1,100円)を頼んだ。なお、注文の時に面の硬さを問われたので「普通を」とお願いすると、「普通は硬めなので、やや柔らかめにすると良いですよ」というスタッフ(主人の奥さん?)の勧めにしたがい「やや柔らかめ」でお願いした。

 しばらく時間をおいて出てきた「天ぷらうどん」は鉄鍋に入った熱々のうどんと、別皿に盛られた5種の天ぷらが出てきた。続いて私が注文した「肉うどん」もやはり鉄鍋に入り、うどんに上には豚肉がたっぶり載ったうどんが出てきた。

   

   ※ こちらは「天ぷらうどん」です。

 まずは麺類をいただくときの儀式(?)にのっとって、だし汁を一口。う~ん、やや濃い目の味付けながら旨い!妻も同じ感想だった。麺の方は、「やや柔らかめ」と云いながらも私にはけっこう硬めな感じだった。これが普通、あるいは硬めで注文するとどんな感じなのだろうか?ちょっと興味をおぼえたのだが…。

   

   ※ こちらは私がいただいた「肉うどん」です。

 薄切りの豚のバラ肉は汁との相性がとても良く、美味しくいただくことができた。妻の天ぷらのカボチャをトレードしてもらい味わったが、非常に良く揚げられていて美味しかった。

 私にとっては硬く感じた麺だったせいか、何回もよく噛み砕いたこともあり、満腹感を十分に味わえた一杯だった。

 食後にはサービスでアイスコーヒーが提供されたことは予想外の嬉しさだった。ごちそうさまでした。

   

   ※ 食後のサービスとして提供されたアイスコーヒーです。

【手打ちうどん 香村 概要】

札幌市豊平区西岡3条13丁目

電  話   011-582-1222 

営業時間   11:00~14:30(麺がなくなり次第終了)

       17:00~20:00(麺がなくなり次第終了)

定休日    土日祝日休み

座席数    34席(カウンター10席、テーブル4×3席、小上がり4×3席)

駐車場    有(店前横後 20台)

入店日   ‘21/04/02


札幌グルメ紀行 43 台湾食堂FORMASA-福爾摩沙

2021-03-25 16:32:11 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 久しぶりの男同士のランチ。時には珍しい店に入ってみようと、台湾食堂を選んだ。渋い(?)妙齢の男たちのランチの場としては若干そぐわないライトな感じの店だったが、台湾の食を楽しんだ。

 以前はよく飲み、よく語った仲だったが、このところのコロナ禍に怯えすっかり会うことを躊躇っていた。コロナ禍が収まったわけではないが、やや小康状態ということもあり、昨年末以来約三カ月ぶりに「ランチでも…」ということで会うことになった。

 ところが会うのは一決したのだが、肝心の店選びは決まっていなかった。札幌駅前地下歩行空間(通称:チ・カ・ホ)に面する店をあちこちとブラついたがなかなか決まらない。そこで私から「これはブログの話題として使えるかも?」との思いから、目に付いた店の中から「ちょっと珍しいので台湾食堂はどうですか?」と問うたところ。幸い賛同を得て入店することにした。

 選んだ店は札幌ミレドに入店する台湾食堂FORMASA(台湾語で「福爾摩沙」と表記して「フォルマサ」と発音するようだ)という店だった。ところが店の前に来て「あちゃー」と思った。店のレイアウトがいかにも軽い感じのピンクを主体とした内装なのである。妙齢(?)の男たちが食事をする場所としていかがなものか?と一瞬逡巡したのだが、そこは「えいっ!やっ!」と入店を決めた。

   

   ※ 「台湾食堂FORMASA」のエントランスです。

   

  ※ キャッシャーの背後のテイクアウトメニューがタイル地に印字されているのも台湾らしい?

 スタッフに案内されて着席すると、やはり客席には若い人たちが目立った。しかし、三人のオヤジ達は気にするそぶりも見せず、メニューに目をやった。そして三人が選んだものは、私が「牛肉麺」、H氏が「海老塩鶏湯麺」、S氏が「台湾香辛料麺」を頼んだ。併せて三人で味わおうと「台湾小籠包(3個)」も頼んだ。私は初台湾料理店ということで、本来なら「台湾ラーメン」を頼みたかったのだが、「辛さ3倍」の表記を見てビックリ!断念してしまった。辛さは私が最も苦手としているのだ。

   

   ※ 店内客席の様子です。

 さて肝心の「牛肉麺」だが、台湾料理の特徴なのだろうか?香草の香りがやや気になったが、トッピングされた牛肉がとても柔らかく、麺は一見沖縄そばにも似た麺だったが、全体としては美味しくいただくことができた。「台湾小籠包」の方は、つけ汁が私にはイマイチに思えた。H氏、S氏の麺の評価は聞くことができなかったが、果たして?

   

   ※ 私が食した「牛肉麺」です。

   

   ※ H氏が食した「海老塩鶏湯麺」です。

   

   ※ S氏が食した「台湾香辛料麺」です。

 台湾は訪れたことはないが、旅レポなどでは食の豊富さが良く伝えられる。訪れた「台湾食堂FORMASA」もメニューが豊富のようだ。次に訪れる時には「台湾炒飯」などご飯類を食してみたい。

 台湾食堂FORMASA-福爾摩沙 データー】

札幌市中央区北3条西3丁目1 大同生命ビル1階

電  話  011-211-6617

営業時間  11:00~22:30            

定休日   無

駐車場   無
座 席    40席                       

入店日  ‘21/03/23


札幌グルメ紀行 42 函館うに むらかみ 日本生命札幌ビル店

2021-03-22 17:16:59 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 グルメ紀行とはおこがましい。男3人でたまたま入ったお店が高級そうな店なのに、意外にリーズナブルな定食がオシャレな盛り付けだったこともあり、レポする価値あり、と判断した。

   

   ※ 品の良さを感じさせるお店のエントランスです。

   

   ※ エントランスの品の良さとは対照的に、お店のお勧めが派手にレイアウトされ入口に提示されていました。(現代の商売はアピールしなければいけませんもね)

 過日、ラーメン店「だるま軒」にお連れして散々な評価を下された友人M氏と、それなりの評価をしてくれたS氏と、会議後再び三人でランチに出かけた。

 今回は会場近くで、ということで日本生命ビルに出かけた。日本生命札幌ビルには相当数の飲食店が入居している。店の選定はM氏に任せた。するとM氏は地下に入居する「函館うに むらかみ」に興味を示した。「函館うに むらかみ」は店名が示す通りに “うに” をはじめてとして新鮮な魚介類を提供する高級そうな店だった。しかし、私たちはそんな豪華なランチを望んではいなかった。M氏が興味をしめしたものも割合安価な定食類だった。天婦羅定食、刺身定食、煮魚定食、焼物定食、週替わり麺類定食、等々…。

   

   ※ 店内の落ち着いたたたずまいです。

   

   

   ※ 厨房の近くには活ほっき、活ホタテ、活海老などが水槽で飼育されていました。

 ところが私たちが入店したのが午後1時過ぎだったこともあり、ほとんどの定食が品切れとなっていて、残っていたのは確か「週替わり麺類定食」だけだった。三人とも衆議一決「週替わり麺類定食」を頼んだ。おそらくこのお店のなかでは最も安価な定食だったはずだ。(850円)

 ほどなく運ばれてきた「週替わり麺類定食」は意外や意外!かけ蕎麦に、小鉢が二種に、サラダと細巻きが付いて、品よく盛り付けられていた。これはお買い得!蕎麦も細巻きもなかなかの味付けで、その上小鉢に付いた小さなロールキャベツ、竹の子の煮物が上品な味だった。

   

   ※ これが「週替わり麺定食」です。

 スタッフの応対も良く、思わぬ形で良い店を発見できた思いである。海鮮類もきっと美味しいに違いない。今度は海鮮好きの妻と訪れたい。  

函館うに むらかみ 日本生命札幌ビル店 データー】

札幌市中央区北3条西4丁目1-1 日本生命札幌ビル B1

電  話  011-290-1000

営業時間  〔月~金〕  ランチ   11:30~14:30

                              ディナー  17:30~22:00

      〔土・日・祝〕ランチ   11:30~14:30

             ディナー  17:30~21:30

定休日   年末年始他不定休

駐車場   無
座 席   全    74席     カウンター席  7席

                   テーブル席  24席 

                   小上がり席  18席

                   個室     25席

入店日  ‘21/03/22

 


札幌麺紀行 137 だるま軒

2021-03-08 18:25:56 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 創業七十有余年の元祖札幌ラーメンだという。そのことを知った時、早速訪問を!と思ったのだが、なかなか叶わず本日ようやく訪問が実現した。その結果、待望の味とは??

   

   ※ いかにも一昔前のラーメン屋さんといった感じの外観でした。

 先日、NHK・TVの「サンドのお風呂いただきます」という番組を見ていたら、お笑いコンビのサンドウィッチマンの二人が札幌市内のラーメン店を訪ねていた。その中で二人が「札幌のラーメン店の老舗で、醤油ラーメンが大変美味しかった」とレポしていた。(そのことと番組の内容とはまったく関係がなかったのだが…)それを聞いて麺好きの私としては是非とも訪れてみたいと思っていた。

   

   ※ 店内の客席の様子ですが、店内はL字型に客席がありました。

 木曜日が定休日ということで水曜日に店まで出かけたのだが、店は閉まっていた。そこで土・日なら空いているだろうと電話を掛けたのだが、一向に電話に出てくれなかった。これはコロナ禍の中でしばらく休店しているのかな?と思ったのだが、本日午前中に街中で会議があり、それを終えたところでダメモトで電話を掛けてみると、意外や意外!電話は繋がって「営業している」という。そこで早速訪れることにしたのだが、会議で一緒だったM氏、S氏も同行するという。三人で二条市場内に出店している「だるま軒」に向かった。

   

   ※ もう一方の方はカウンター席となっていました。

 だるま軒の外観、内装共に一昔前のラーメン屋さんといった感じの店構えで、初老のご夫妻二人で切り盛りしている店だった。

        

  ※ 店内に掲示されたメニュー表です。最近値上げしたのか、張り紙がしてあります。

 私は「だるま軒」いち推しの「醤油ラーメン」を、同行した二人は「味噌ラーメン」を注文した。さて、評判の「醤油ラーメン」の味は?というと、これが非常にあっさりとした味であった。最近の札幌ラーメンというと濃厚なスープが主流かのようであるが、それとは         正反対のあっさりしたスープだった。麺の方もかん水と小麦粉だけを使用した薄い色の麺で、喉越しの良い麺だった。スープを全て飲み干しても、まったく塩辛さなどは感じなかった。

   

   ※ 見た目にもあっさりしている「醤油ラーメン」です。

 「味噌ラーメン」の方は二人の評価が分かれた。M氏の評価は散々だった。「このラーメンのどこが評判なのだろうか?」と…。一方のS氏は「昔懐かしい味噌ラーメンの味だ」と一定の評価をした。

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   ※ こちらもスープの色が薄いところが、昔風の感じがします。

 「ラーメンを食して、満足、満足」とお店を後にする満腹感は味わえないかもしれないが、どこかに懐かしさを伴った味を思い出させてくれる昔風のラーメンだった、ということが言える「だるま軒」だった。

   

   ※ ラーメン店「だるま軒」のこだわりを強調された一文が掲示してありました。

【だるま軒 概要】

札幌市中央区南3条東1丁目 二条市場内

電  話   011-251-8224

営業時間   11:00~17:00

定休日    毎週木曜日

座席数    28席(カウンター12席、テーブル16席)

駐車場    近辺に有料駐車場有り

入店日   ‘21/03/08

 

 


札幌麺紀行 136 ラーメンさんぱち 西岡店

2021-02-25 19:21:47 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 以前、ラーメンさんぱちの「昔風正油ラーメン」の大ファンだった。その懐かしい味を求めてひさしぶりのさんぱち訪問となった。懐かしい味は健在だった…。

   

 一昨日、雪上ハイクで「西岡レクの森」に向かう途中で「ラーメンさんぱち」の看板が目に入った。

 「さんぱち」というと、私が札幌に来る前に道東の某都市に進出していた店によく通ったものである。そしてそこで出会い、すっかり惚れこんだのが「昔風正油ラーメン」だった。タマネギをベースにした正油ダレはやや濃い味なのだが、どこか懐かしさが漂う味に私はすっかり惚れ込んだ。

   

 札幌へ来てからも時々「さんぱちラーメン」を訪れていたのだが、店によっては「昔風正油ラーメン」を扱っていないところもあって、いつしか足が遠のいていた。

   

 店の前を通った時、ちょうど昼時だったこともあり、迷いなく店に入ることにした。祝日たったこともあったのだろうか、店はけっこうな賑わいをみせていた。

 私は数あるメニューの中から迷いなく「昔風正油ラーメン」(850円)を注文した。

 それほど待たされることもなく懐かしい「昔風正油ラーメン」が出てきた。まずはスープを一杯。う~ん。懐かしい味そのままである。トッピングは芸術的に薄くスライスしたチャーシューが2枚、メンマ、長ネギ、海苔、そして「さんぱち」の文字が浮かんだなると、といたってシンプル。そしてスープの中にタマネギが混じっている。

   

 麺は中細麺よりはやや太めのごく普通の麺といった感じである。

   

 スープは濃いめと記したが、それでもあっさり味である。最近のコクのあるラーメンが好きな方には物足りないかもしれないが、時には昔風を食してみるのもいいのではないか、と思うのだが…。お試しあれ!

【ラーメンさんぱち 西岡店 概要】

札幌市豊平区西岡3条8丁目11番20号

電  話   011-855-8977   

営業時間   11:00~21:00

定休日    無休

座席数    41席(カウンター席、テーブル席、小上がり席)

駐車場    有(共同駐車場12台)

入店日   ‘21/02/23