ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県坂戸市郊外の浅羽ビオトープには、シメが数羽、まだ滞在しています

2019年03月23日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市郊外の西部を流れている高麗川の河川敷につくられた浅羽ビオトープには、シメが数羽、まだ滞在しています。

 この坂戸市浅場にある浅羽ビオトープは、埼玉県内ではとても有名な野鳥観察ポイントです。

 浅羽ビオトープの中を流れている疏水は、高麗川(こまがわ)水系の水を呼び込んで設けた流れです。今年2月には関東地方では雨がほとんど振らなかったために、乾燥注意報が出るほど、乾き上がり、この疏水も上流側部分までしか水が流れない渇水状態になるという非常事態でした。

 3月はじめに関東地方では雨がよく降ったおかげで、この疏水も流れが復活していました。



 うららかな春の小川という雰囲気です。3月下旬になり、冬鳥の多くは姿を消しています。

 その中で、この疏水沿いには、シメが数羽、滞在していました。

 疏水の流れる水を飲むシメです。







 実は、このシメが水を飲む動作が早く、クチバシを水に入れた瞬間を撮影できませんでした。

 このシメは体長が18センチメートルぐらいとやや大きく、大きなクチバシが特徴です。日本の北海道などを含めたユーラシア大陸の北側で繁殖し、冬にはいくらか南下します。埼玉県では、冬鳥として滞在します。

 疏水の対岸の木の枝に留まったシメです。



 枝から枝へと移動します。







 この疏水の湿ったところでは、タテハチョウのキタテハが水を飲んでいました。



 この近くには、ヒヨドリも数羽が木の枝に留まっていました。

 背の高い木の上には、シジュウカラがよく出て来ます。



 実は、ジョウビタキも数羽、見かけたのですが、すぐに繁みに入ってしまい、その姿を撮影することはできませんでした。

 林の奧では、ガビチョウがよく鳴いています。ガビチョウの美しい大きな鳴き声は春の本番到来を伝えるものです。

 浅羽ビオトープのヤブの中から、キジのオスの大きな鳴き声が何回か聞えました。たぶん、数羽のキジのオスがいて、それぞれが自分の縄張りを主張し、メスを呼んでいます。

 ヤブの中にいたキジのオスです。





 もし、この浅羽ビオトープに、ヒレンジャクが到来すると、野鳥観察愛好家の方々は大騒ぎします。

 約1カ月前に、この浅羽ビオトープを訪れた話は、弊ブログの2019年2月18日編をご参照してください。

東京都中央区銀座の清月堂本店の和菓子「二色きんつば」をいただきました。

2019年03月22日 | グルメ
 東京都中央区銀座に本店を構えている清月堂本店の和菓子「二色きんつば」をいただきました。

 今回いただいた、二色きんつばは、小倉といんげんの二色のきんつばです。とても上品な甘さです。





最近のユーザー志向になっている、くどくない、さらりとした甘さです。口当たりも上品です。

 この二色きんつばは、消費税込みで1個当たり200円です。

 季節によっては、この二色きんつばは小倉部分と組み合わせる相手が変わります。もうすぐ、いんげん部分が「桜」になります。

 秋には、いんげん部分が「栗」になります。

 清月堂本店は、明治40年(1907年)に現在本店のある銀座7丁目(当時の京橋区木挽町7丁目)で創業した老舗です。

 清月堂本店の名物には商品名「あいさつ最中」という和菓子があり、その名前からお土産によく使われるようです。


埼玉県坂戸市北浅羽を流れている越辺川沿いのオオカンザクラの花は満開です

2019年03月22日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市大字北浅羽を流れている越辺川沿いのオオカンザクラ並木は満開になっています。

 坂戸市を西側から東に向かって流れている越辺川(おっぺがわ)沿いに約1.2キロメートルにわたって植えられたオオカンザクラ(大寒桜)並木です。





 その木々は花が満開です。このオオカンザクラは、別名がアンギョウカンザクラ(安行寒桜)とも呼ばれ、ソメイヨシノに比べて約10日ほど早く開花します。

 岸辺沿いのオオカンザクラ並木は、明るい桃色の花をよく咲かせています。





 早咲きのサクラの花を観賞しようと、地元の方々を中心に、“花見客”が散策しています。



 満開のオオカンザクラには、メジロが花の蜜を吸いにやって来ています。







 実は、ヒヨドリも来ています。身体の大きなヒヨドリに、メジロは嫌がらせを受けながら、適度に花の蜜を吸っています。

 ニュウナイスズメも来ているとのうわさでしたが、ニュウナイスズメは発見できませんでした。

 越辺川沿いの土手では、カラシナの黄色い花が咲き始めています。このカラシナの黄色い花を摘む方も何人かいました。

 晴れた天気の気温の高い日に、オオカンザクラの花はよく咲いていました。



 ソメイヨシノの開花以前に、サクラの花を観賞できるオオカンザクラの花でした。

日本経済新聞紙に掲載された見出し「ニッポン半導体 生き残れるか」を拝読しました

2019年03月21日 | 日記
 2019年3月19日に発行された日本経済新聞紙の朝刊中面に掲載された見出し「ニッポン半導体 生き残れるか」を拝読しました。

 この記事はコラム「複眼」という解説記事です。東芝メモリの成毛康雄社長、ルネサスエレクトロニクスの呉文精社長、東京理科大学の若林秀樹教授という3人の識者にインタビューした解説記事です。

 この記事のリードは「日本の半導体産業が存亡の機に立たされている。投資や合理化の遅れで地位低下が続く一方、中国が猛スピードで追い上げ、一部技術は日本を超えたとの見方もある。国産を維持できなければデータ経済の成長を取りこぼしかねない。空前の好景気も転機を迎える中、輝きを取り戻せるか」と日本の半導体産業の事情を問いかけています。…。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版は見出し「「ニッポン半導体 生き残れるか」と同じです。



 要は、日本の産業の中の主軸だった電機産業を支えた半導体産業は、まさにグローバル化の波を見誤り、その事業の進め方や得意な分野への集中を忘れたと指摘しています。

 日本は1980年代の高度成長期の成功体験から、その後の状況変化を考えず、ただ頑張ってきただけです。これは日本の従業員・経営者の給与体系の遅れと同じ問題です。

 このコラム「複眼」では、東芝メモリの成毛康雄社長は「先端人材を集め迅速投資」する経営方針を目指すといいます。

 フラッシュメモリー事業を展開する東芝メモリは、従来の通りに、大学・大学院卒・修了の新卒学生を採用し、社員教育をしています。これに対して、ライバルになってきた中国は、米国で高度な教育を受けた“先端人材”を確保しています。

 「変化が激しいグローバル市場についていくためには、その事業を進めるスペシャリストを集める必要がある」と述べています。

 東芝メモリは親会社の東芝本隊の経営が揺らぎ、半導体産業への投資がいくらか遅れた結果、フラッシュメモリーの主流になってきた「3次元メモリー」化に遅れました。これを解決することが急務です。

 ルネサスエレクトロニクスの呉文精社長は、日本の半導体産業が世界で遅れをとったのは、「1980年代の開発から生産まで“自前主義”で、製品ラインアップが広い“百貨店”型の経営のままだったからだ」と指摘します。

 例え話としては、技術革新が速くなると、百貨店よりも「ユニクロやヨドバシカメラのような得意分野に集中した経営が必要になる」と指摘します。

 欧米などでは、巨大企業のフィリップスやシーメンスなどから切り離されたかたちで、半導体のプロセッサーやセンサーなどの専業メーカーが産まれました。

 このように特化できなかった日本企業は、設備投資の規模を争う闘いに負けました。ただし、日本企業はその供給先が日本国内だったために、なんとか生き延びてきました。

 同社は、今後はマイコンやアナログ半導体などに分野を絞り込み、ソフトウエアによる差別化技術で専門化していく事業戦略だそうです。

 こうしたグローバル戦略は、古い日本の企業体質、特に賃金体系を破壊しそうです。

東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園内を飛び回るオジロビタキを観察しました

2019年03月21日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園は、3月下旬になり、さまざまな木の花が咲いています。

 広大な日比谷公園の中心部にある大噴水は水を噴き上げています。昼間の気温が高いだけに、この噴水は清涼感があります。



 同様に、日比谷公園の南西側にある心字池の中にあるツルの噴水は、水量は少ないですが、水をある程度噴き上げています。



 心字池を囲む周辺の森の中では、マンサクの黄色い細長い花がたくさん咲いています。



 この心字池の東側に広がる疎林には、望遠レンズ付きの一眼レフカメラを持っている方が数人、待機していました。

 この野鳥観察愛好家の方々に何を探しているのかをお伺いすると、オジロビタキでした。「中心部にある梅林のウメの花が咲き終わり、このウメの花の蜜を目当てにやって来る昆虫を、オジロビタキが狙わなくなったので、この辺りに滞在するようになった」とのお話でした。

 心字池からやや北東側にある日比谷松本楼というレストランの間にある林にある、ツバキの低木などの根元近くにオジロビタキが留まり、時々、地面などに降ります。







 やや薄暗い木の根元などに留まったオジロビタキです。全長が12センチメートルの小柄な野鳥です。





 葉の繁った木の中にも、オジロビタキは飛んで行きますが、ここにはメジロの群れがいて、メジロがここから出入りしていました。

 このメジロの群れにオジロビタキは押し出されてれて、オジロビタキは、またやや薄暗い木の根元などに戻って来ます。







 ただ一羽で過ごすこともなかなか大変な様子でした。冬鳥のオジロビタキが無事にユーラシア大陸の亜寒帯に戻れることを祈念しています。

 日比谷公園のソメイヨシノ並木の枝が花の蕾を膨らませ始め、その枝先にオジロビタキが出て来て留まった話は弊ブログの2019年3月20日編をご覧ください。