ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市郊外の伊佐沼では、コチドリが干潟でエサを探して歩き回っています

2019年03月25日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市郊外の字伊佐沼にある伊佐沼では、冬鳥のカモ類のヒドリガモやコガモなどがまだいくらか滞在しています。

 川越市郊外の伊佐沼(いさぬま)にまた約1週間ぶりに立ち寄りました。

 伊佐沼は、周囲の田んぼなどに水を供給する農業用水の池です。11月下旬の農閑期以降は、蓄えていた農業用水を大幅に減らし、水面が大幅に下がっています。

 南北に細長い伊佐沼の北側のハス田部分を東側から見た風景です。ハス田はかなり干上がり、近くには干潟ができています。



 この干潟をコチドリが10数羽来て、歩き回っています(前回は、この水鳥をイカルチドリと表記しましたが、ベテランの野鳥観察愛好家の方からご指摘を受け、再度確認したらコチドリでした)







 コチドリは全長が16センチメートル程度の可愛い水鳥です。その特徴は眼の周りの黄色いアイリングです。





 コチドリはよく歩き周り、エサを探し続けます。

 今回、ハス田がかなり干上がり、草が生えてきたため、この草を食べるカルガモを何羽も見かけました。



 伊佐沼の本体の池の水が、北側のハス田部分に伸びている場所に、ヒドリガモが来ています。



 ヒドリガモやカルガモなどは、この浅瀬から南側にまだ数10羽、滞在しています。

 東側の岸辺を南下すると、浅瀬にユリカモメが数羽、いました。



 見た感じでは、この時はユリカモメは10数羽程度、滞在しているように見えました。

 さらに東側の岸辺を南下すると、岸辺に小型の水鳥がいました。あまり自信はないのですが、オジロトウネンのようです。



 (この水鳥の同定も、ベテランの野鳥観察愛好家の方からご指摘を受けました)

 このオジロトウネンは1羽でとぼとぼと歩いている様子でした。

 東側の岸辺の真ん中辺りに西側には、“菜の花”畑が筋状にできてます。前回よりも、ナノハナは背丈が伸び、黄色い花が成長しています。



 筋状に植えられたナノハナ部分が育ったために、その間にある山野草のホトケノザが相対的に見えにくくなっています。

さいたま市桜区南端にある桜草公園では、ノウルが成長し、黄緑色の花が咲き始めています

2019年03月25日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区南端の荒川河川敷にある桜草公園では、ノウルの黄緑色の花が精力的に育っています。

 桜草公園(正式には、さくら草公園)の奧には、さくらそう水門がそびえています。



 桜草公園では、このところの暖かさによって山野草が芽吹き、成長し、若緑色を一層濃くしています。この桜草公園を約10日ぶりに散策しました。

 その桜草公園ではアマナの花が咲き始め、続いてノウルの黄色い花が一部で咲き始めました。

 現在は、アマナの花があちこちでよく咲いています。



 そのアマナの花にアブかハチが蜜を吸いに来ています。そのすぐ側では、ニホンサクラソウの葉が伸びています。



 桜草公園全体で見ると、ノウルシの葉がどんどん生長しています。



 そして、ノウルシの黄緑色の花が精力的に咲き始めています。





 この黄緑色の花を咲かせているノウルシは、絶滅危惧種の山野草です。



 この桜草公園の主役を務めているニホンサクラソウも部分的によく育ち始めています。

 広大な桜草公園を探して、花を咲かせ始めたニホンサクラソウの一株です。若葉色の中で、この濃い桃色の花は目立ちます。



 例年ならば、4月初めにニホンサクラソウの濃い桃色の花が咲き始めます。

 基本は花びらは5枚ですが、たまに7枚や8枚のものもあるそうです。

 以前から花を咲かせていたシロバナタンポポは、一部は早くも種を付け始めています。



 この桜草公園のすぐ脇では、白い花をたくさん咲かせているサクラの木が立っています。

 このやや小振りな白い花はたくさん咲いています。葉も出始めています。





 桜草公園の奧を流れている芝川の干潟に近い浅瀬にセギロカモメ(たぶん)が一羽来ていました。





 この浅瀬で、セギロカモメは、のんびりと過ごしていました。

 桜草公園の奧に立っているさくらそう水門は、この鴨川を、荒川に合流させる地点の水門です。

 前回、この桜草公園を散策した話は、弊ブログの2019年3月16日編をご参照してください。

東京都千代田区の皇居東御苑の二の丸庭園は、マツの木が美しい芽吹き時です

2019年03月24日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区の皇居の東側に広がっている東御苑の二の丸庭園では、木々が新緑になる直前の芽吹き時です。

 大手門から東側にある広大な東御苑の下側にある二の丸庭園は、大きな池を中心とした美しい庭園です。

 江戸時代に造園家の小堀遠州がつくった二の丸御殿を昭和時代に復元した庭園です。その大きな池の周囲には、見事なマツの木が配置されています。

 この池の周りには、巨石も配置され、ボケの大きな木が植えられています。



 二の丸庭園の北側に配置されている諏訪の茶屋です。



 銅葺きの屋根が“緑青”の青さで美しい景色です。





 この諏訪の茶屋は、江戸時代には吹上地区(現在の御所などのある部分)にあった建屋でしたが、明治時代にここに移築されました。

 諏訪の茶屋側から見える先ほどのボケの木です。朱色の花がたくさん咲いています。



 ヒュウガミズキの明るい黄色い花も咲いています。



 二の丸庭園から大手門側に向かう途中にあるコブシの木です。白い花が咲き始めています。





 さらに、大手門に向かう途中では、ミツマタが花を咲かせていました。





 大手門から出て、お堀を渡る途中では、大手壕の中にヨシガモなどがいました。



 また、大手壕の中程には、バンもいました。



 来週になると、東御苑の中では、ソメイヨシノの木々が花を咲かせます。このソメイヨシノの花を目当ての入場する、多くの花見客で賑わうことでしょう・・。

東京都千代田区の皇居の東御苑では、ツバキの花がまだよく咲いています

2019年03月24日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区の皇居の東側に広がっている東御苑の本丸跡では、早咲きのカンヒザクラの花がよく咲いています。その隅では、ツバキの木も花を咲かせていまうs。

 入り口の大手門から広大な東御苑の坂道を上がって本丸跡に進むと、その北西方向の奧には天守台跡の巨大な石の積み重ねが見えてきます。



 本丸跡の西側にある石垣の近くには、小規模ですが充実した椿園があります。

 この椿園では、「ヒカルゲンジ(光源氏)」という名札を付けたツバキの木が花を咲かせています。





 その近くでは、「イワネシボリ(岩根絞)」という名札を付けたツバキの木が花を咲かせています。



 名札が(たぶん)付いていないツバキの木もあります。花を咲かせています。



 植栽の部分では、ボケの木も花もよく咲いてます。朱色のボケがたくさん咲いています。



 白色を基調に、いろいろな“芸”をしているボケの花です。



 ヒュウガミズキ(日向水木)の木もあちこちで、小さな黄色い花をたくさん咲かせています。



 背の高い木々のやや薄暗い根元では、シャガが花を咲かせ始めています。



 シャガは群生しています。

 いくらか霜にあって傷んだ感じのシャガの花です。



 シャガはもう少し暖かくなると、成長します。

 太陽光がよく当たる場所では、フキノトウが伸びすぎています。



 この徒長したフキノトウは、3月は温かい日が続いたことを示しています。

 東御苑の本丸跡では、春の進展とともに、いろいろな園芸書の木々が花を咲かせ、その根元では山野草などが咲き始めています。

 春爛漫の風景です。

東京都千代田区の皇居の東御苑の本丸跡では、カンヒザクラの花がまだよく咲いています

2019年03月23日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区の皇居の東側に広がっている東御苑の本丸跡では、早咲きのカンヒザクラの花がまだよく咲いています。

 入り口の大手門から広大な東御苑の坂道を上がって本丸跡に進むと、その北西方向の奧には天守台跡の巨大な石の積み重ねが見えます。



 広大な本丸跡の中に植えられている春咲きのサクラの木々の中で、カンヒザクラ(寒緋桜)の木がまだ花をよく咲かせています。



 カンヒザクラは花期が長いようで、濃い赤色の花をまだ、たくさん咲かせています。



 その一方で、リュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)の木は、明るいモモ色の花をまだたくさん咲かせていますが、3月初めから花を咲かせ続けて、若葉色の葉もたくさん出ています。







 このリュウキュウカンヒザクラは、明るいモモ色の花が美しく、多くの入園者が写真を撮っています。

 このリュウキュウカンヒザクラの木の側に植えられているツバキカンザクラの木は花が終わっています。

 本丸跡に近い側に植えられているカワヅザクラ(河津桜)の木もまだ花を付けていますが、若葉もだいぶ育っています。



 この本丸跡では、あまり目立たない感じですが、シデコブシの木が花をいくらか咲かせています。



 このシデコブシの木は愛知県内などに自生する野生種です。

 また、ニワウメという低木も、小さな花をたくさん咲かせています。





 東御苑の本丸跡では、本命のソメイヨシノの開花はこれからです。ソメイヨシノの花が開花すると、多くの方で賑わいます。

 そのソメイヨシノの花見の前夜の東御苑です。