ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

北海道網走市の能取湖卯原内にあるサンゴ草群生地は、赤く色づいていました

2016年09月09日 | 旅行
 北海道網走市の能取湖卯原内にあるサンゴ草群生地に立ち寄りました。

 オホーツク海に面した能取湖(のとろこ)の岸辺には、いくつかのサンゴ草群落の繁殖地があるそうです。一番有名な卯原内にあるサンゴ草群生地には、国道沿いに案内板が出ていて、すぐに場所が分かりました。

 能取湖の卯原内は、能取湖の南側にあります。



 通称“サンゴソウ”は、9月ごろになると、アッケシソウ(厚岸草)の茎や枝が、通常の濃緑色から紅紫色へ変化することから、“サンゴ草”とよばれ、その群生地は観光の名所になっています。

 アッケシソウはアカザ科に属する一年性草で、海に接している陸地や内陸にある塩湿地に生育する塩生植物です。



 サンゴ草群落の繁殖地では、アッケシソウが赤く色づいています。





 9月初めは、アッケシソウが赤く色づき、“サンゴソウ”に変身しています。





 サンゴ草群落の繁殖地の海側では、アオサギやダイサギがたくさん、休んでいました。



 ここには、漁港を通らないとアプローチできないために、残念ながら近づくことはできませんでした。

 サンゴ草群落の繁殖地の上空では、時々、ユリカモメやコサギが飛んでいました・

北海道斜里郡小清水町の小清水原生花園では、ハマナスが少し花を咲かせています

2016年09月09日 | 旅行
 北海道斜里郡小清水町にある小清水原生花園では、初秋を迎え、ハマナスの実をたくさん付けています。そして、ハマナスは花もまだパラパラと咲かせています。

 小清水原生花園(こしみずげんせいかえん)は、ほぼ東西に細長く広がる濤沸湖(とうふつこ)の北側にできた、長さ約8キロメートルの砂州に広がっている自然観察の植物園です。



 ここでは現在、ハマナスは、一見すると“ミニトマト”のような実をたくさんつけています。



 ハマナスの実は、真っ赤に熟した感じのものや少しだけ赤くなったものなど、色合いは様々です。

 ハマナスは花もまだパラパラと咲かせています。



 小清水原生花園の“観光”の中心地になっている天覧ケ丘展望台の周辺では、ハクサンフウロに似たエゾフウロがところどころで咲いています。



また、エゾカワラナデシコも花をあちこちで咲かせています。



 花の色がピンク色のエゾノコギリソウではないかと推測した山野草も咲いています。



 名前が分からない山野草の花もポツポツと咲いています。



 小清水原生花園の中心部にある釧路本線の原生花園駅です。北海道旅客鉄道(JR北海道)が花の季節に応じて開く臨時駅です。



 実は、この時は台風10号などによる崖崩れなどの影響によって、この日は鉄道は不通のままでした。 



 6月ごろには小清水原生花園は、エゾスカリユリやエゾキスゲが一面に咲いています。このエゾスカリユリやエゾキスゲの花見ごろの時は、原生花園駅は観光客の乗り降りで賑わいます。

 天覧ケ丘展望台から見える海側の砂州に向けては、オホーツク海の波が押し寄せています。

 この小清水原生花園がエゾスカシユリやエゾキスゲが群生して花を咲かせている光景は、弊ブログの2015年6月29日編をご参照ください。

 また、ほぼ東西に細長く広がる濤沸湖(とうふつこ)の北側にできた小清水原生花園の地図などは、弊ブログの2015年6月30日編をご覧ください。