ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原で、イカルの群れに出会いました

2014年04月27日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側の端にある佐久荒船高原は、木々や草などがほとんど芽吹いてなく、冬景色に近い感じです。標高1100メートルから1200メートルあるため、春がまだ高原までは登ってきていません。

 佐久荒船高原の中心部にある草原の端にはえている木には、20羽ぐらいの野鳥の群れが留まっています。

 できるだけそっと近づくと、何羽かが飛び去りましたが、なんとか観察することができました。イカルの群れです。





 早朝で霧が出ているために、ややモノトーンに近い朝の景色になっていて、野鳥を見定めにくいです。



 よく見ると、イカルの特徴である大きな黄色いくちばしがみえます。“文鳥”をいくらか大きくしたような外観の野鳥です。

 イカルは例年、3月から4月ごろに20羽から30羽の群れとして現れます。秋に葉を落としたままの雑木林で何かを食べています。

 晴天の時に見るイカルはなかなか美しい羽根の色なのですが、今回は残念ながら羽根の色がよく分かりません(晴天時のイカルは2012年4月8日編をご覧下さい、)。

 フキノトウが落ち葉が多い地面に芽生えています。



 例年だと、2月末か3月初めのころのシーンです。今年は2月半ばに佐久荒船高原に大雪が降り、3月まで積雪に覆われていたため、草の芽吹きがかなり遅れています。

 佐久荒船高原の真南にそびえている荒船山(標高1423メートル)も、艫岩(ともいわ)はまだ冬景色に近い感じです。



 佐久荒船高原はまもなく一気に春になります。草や木々の新芽が芽生え、緑の濃い景色に変わって行きます。