ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市西区の荒川河川敷きの大久保農耕地で、タヒバリを見かけました

2014年04月25日 | 季節の移ろい
 さいたま市西区を北西から南東に向かって斜めに流れる荒川の北東部分の河川敷きは「大久保農耕地」と呼ばれる広大な田圃地帯です。

 河川敷き内は堤防の内側なので、住宅もなく、河川敷内はすべて田んぼです(真ん中に荒川総合運動公園があります)。このため、春になるとサギやシギなどが飛来し、野鳥観察できる田圃地帯になります。

 4月下旬になり、トラクターなどによる田起こしが始まり、田んぼにいくらか水が入り始めています(水がはられた田んぼはごく一部です)。

 水がはられた田んぼの背後に、大きな堤防が見えます。その背後に、さいたま新都心の高層ビル群が見えます。



 田んぼの上空では、ヒバリがよく鳴いています。

 少し水が張られた田んぼの畔近くに、野鳥が数羽います。いくらか距離があるので、よく見るとタヒバリです。タヒバリは土の色に似ているために、どこにいるのかが分かりにくいです。



 タヒバリが、ちょうど昆虫を捕まえて、畔の近くの水路を飛び越えます。





 タヒバリは数羽ずついて、時々追いかけっこをします。雄と雌の番のペアに、別の雄がちょっかいを出しているのではと想像しました。 

 田起こし中の田んぼの中には、ダイサギが1羽います。春なので、眼の近くが青色の“婚姻色”になっています(遠くにいるので、見にくいです)。



 数人の野鳥観察愛好家のグループが双眼鏡で、このサギを観察しています。サギは観察する人間を警戒し、一定の距離を保ちます。

 一番多く観察できるのは、ツグミです。日本を飛び立つ前の体力確保のためにエサを探しています。

 今回、お目当てのムナグロには出会えませんでした。

 畔にはタンポポが多数咲いています。その中で、少数派のシロバナタンポポの花です。



 大久保農耕地では農家の方が田植えの準備を着々と進めています。5月の連休後には、田植えされたイネの苗を見ることができそうです。