ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

オーストリアのウィーン市の市街地中心部で、自転車の“お祭り”に出合いました

2014年04月21日 | 旅行
 オーストリアのウィーン市の中心部にある国立オペラ座(Staatsoper)周辺を散策した後に、近くにある王宮公園(Burggarten)の中を散策しました。以下は、4月上旬にウィーン市に行った時のこぼれ話です。

 王宮公園は大きな温室があり、その手前は大きなカフェ・レストランになっています。王宮公園は新王宮の建物の裏側が壁のようにそびえていて、仕切られています。

 公園内で、王宮公園西側の路面電車のSバーンが通る街路樹通りの近くには、有名なモーツァルトの銅像があって、記念写真を撮る観光客の方が絶えません。



 モーツァルトの銅像近くの出入り口から、外側の路面電車Sバーンが通る大きな街路樹通りに出ると、多数の自転車が道路を走る“お祭り”の最中です。自転車の列が絶えません。





 自転車のサドルの位置が高い、変わった自転車も走ってきます。



 多数の自転車が途切れることなく走って来ます。20分ぐらい自転車群が通過するのを歩道で待っていました。

 というのも、路面電車のSバーンに乗りたいので、自転車の列が途切れて、Sバーンが来るのを待ちたかったからです。Sバーンの「1」「2」「D」の3系統乗り継ぐと、ウィーン市の王宮などの市街地中心部を一周できるからです。

 ウィーン市中心部をSバーンで一周している時に、ウィーン大学、市庁舎(Rathaus)が並ぶ市庁舎公園でSバーンの「1」を下りました。

 市庁舎の正面外観です。



 この市庁舎公園が、先程の自転車の“御祭り”の終着地点だったため、多くの自転車愛好家の方が休憩し、自転車を片付けています。



 市庁舎広場には、各自転車メーカーや関連企業のテント・ブースが並んでいます。



 ウィーン市では、移動手段として自転車が市民に好まれていることがわかります。

 ウィーン市の人口は2012年時点で約173万人です。“リンク”と呼ばれる市街地中心部の人口は、東京都心部(2013年時点で約1320万人)に比べると人口密集度はかなり低いです。

 市街地中心部の主要道路は片側2車線に十分な広さの歩道が整備されています。片側2車線の主要道路は歩道との間に、自転車専用レーンもあります(無い部分もあります)。ウィーン市は生活しやすい環境が整備されていると感じました。