今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

「ぼくらの理由」

2011-03-24 10:14:01 | 災害

「ぼくらの理由」。

盛岡市の近くの巣子にその喫茶店はある。

詩人の大坪れみ子さんがされており

店内には全国から寄せられた詩集や同人誌が並んでいる。

拙著を送り、いつか行ってみたいと思っていた。

そんな折、所用で仙台に行くことになり

大坪さんに連絡を取った。

盛岡駅まで迎えに来てくださり、方々を案内してくださり

初対面にもかかわらず、一宿一飯のお世話にまでなった。

2月の凍てつく日だったと思う。

山陰の2月も寒いが、もっと底の深い寒さだった。

お母さんが用意してくださった湯たんぽの温もりが忘れられず

帰って湯たんぽを買った。

あれからもう十年近く経つだろうか・・・。

        *

復興の石鎚が聞こえ始める中、

「東北は日本でいちばん素晴らしい地域になる」。

そんな声が聞こえてきた。

否、世界でいちばん素晴らしい地域になるのだ。

        *

灯油不足が解消されるだろう来週当たりから

「ぼくらの理由」も再開する。

それぞれの歩みが始まっている・・・。

Photo

沈丁花

copyright Maoko Nakamura


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2 コメント

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良かったですね。 (kyabetu)
2011-03-24 23:14:39
良かったですね。
「ぼくらの理由」なんて素敵な名前の喫茶店が再開されるなんて・・・
みなさんお元気だったのでしょうか?

早く普通の生活がもどることを、祈っています。
沈丁花のかおりが、してくるようです(^^♪
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kyabetuさん (maoko)
2011-03-25 21:55:26
kyabetuさん
内陸部なので、
物が落ちたりしたそうでしたが、
大丈夫だったとのことです。
安心しました。
お母さまもお元気とのことでした。
まだ、肌寒いですが、
花たちはしっかり春を感じているようです。
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