今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

タイムトリップ

2016-04-18 15:26:18 | 歴史・神話
弥生時代から
奈良時代ころの痕跡が
パズルのように
町を彩る米子市淀江町。

山を開墾すれば
壺や瓶がたくさん出土し
田畑を開墾すれば
鮮やかな寺院の壁画なども出土した。
また、条里制の跡も色濃く残る。

海を渡ってやってくる人々は
大山と高麗山が重なる
この地を目指して
舵を取ったともいわれている。

弥生時代
古墳時代
白鳳時代
奈良時代と
歩きながら
さまざまな時代へと
タイムトリップ。

日本最大級の弥生住居地から
忽然と人々が消えたのは
何を意味しているのだろうか。

九州以外では
ここでしか発見されていない石馬は
何を託されたものなのか。

3つの塔跡は日本で唯一であるが
3つ目の塔に僧侶は
何を収めようとしていたのか。

遥かなる在りし日々が
パズルのように脳裏を駆け巡る。

http://na-ka5.wix.com/maoko#!blank-13/gp0t4
(HPで多少雰囲気が感じられます)


石馬谷古墳近くに咲いていたフデリンドウ〈リンドウ科〉

石馬谷古墳

2016-04-18 11:00:58 | かれんと一句
山二つ
石馬出たる
古墳なり



淀江町の石馬谷古墳にて。別名「坪根垣古墳」。全長61.2mの前方後円墳。この古墳にあったとされる石馬は本州では唯一で(他に九州で発見)、国の重要文化財に指定されている。実物は近くの資料館に展示。6世紀中頃の築造。