日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

2人のワンちゃんがいる光景

2022年03月22日 14時57分00秒 | 日々の暮らし

今日の神戸は、雨が降っていて肌寒い日です。

ザラが来て4日目になります。
ザラは、富士宮での生活の様に、「ベランダを思い切り走り回れない」というストレスがあるみたいで、一昨日の夜猛スピードでリビングから玄関へと走り回っていました。
それを見ていたバニーも一緒になって走り回って、吠え合っての大騒ぎになりました。

私は入浴中だったので見ていないのですが、2人の異常な興奮ぶりを見ていた主人は、とっても驚いたみたいです。
私は、富士宮で猛スピードで走り廻って兄妹達と闘っているザラを見てきたので、バニーとザラのそんな姿を見ても主人程驚かなかったと思うのですが・・・。

          

ザラは、それでスッキリしたのか、昨日は殆ど眠って過ごしていました。

スイッチが入るとすごいのですが、それ以外はとっても静かで大人しい子です。
リビングすべてがおトイレであると思っている事、何でもどんな物でも齧る事を止めてくれさえすれば、本当にいい子です。

リビングすべてがおトイレだと思わせたくないので、ダイニングテーブルの下に敷いてあった絨毯と、リビングから玄関に向かってバニーが滑らない様にと思って敷いていたタイルマットをすべて取り除きました。

          

今朝も起きてから、ウンチまみれのトレイの後始末など、朝から主人と動きっぱなしです。
「朝からこんなに忙しくしていると、私達若返るかもね。」
って主人と話しました。

          

ザラにおトイレの注意などする時、ザラは私の顏を見て聞いているのですが、「心ここにあらず」って顔をします。

『私達にまだ心を開いていないのかな?』
『周りの状況が変わってしまったのに、ついていけていないのかな?』
『ここはどこ?』
『私は誰?』
『貴方達はなに?』
って思っているのかも知れません。

ザラの目は私を見ているのですが、心はずっと遠く離れた所にある様に感じます。

          

あんなにたくさんの兄妹と暮らしていて、1人ぽっちにされてしまったのだから、今の状況を飲み込むまでには時間が掛かるのだと思います。

頭のいい子なので、いろんな事が頭に浮かんでくるのでしょう。
それをきちんと整理できた頃、ザラは目と心とで私を見てくれる様になると思います。

          

家にあるすべての物が、バニーだけの物でなくなりました。

バニーがビーズクッションに寝そべっていると、ザラは遠慮なく乗って行きます。
バニーは、それを拒みません。

仲よく乗っている姿は、とっても可愛いのですが、
「お母さん、ザラちゃんが重いです。」
「どうすればいいんですか? お母さん!」
ってバニーが私を見て訴えて来ます。

          

バニーが、あまりにも悲壮な顔をして見て来るので、
「バニー、お母さんの所においで!」
って声を出して呼んであげると、バニーはそ~っとザラを起さない様にしてクッションから降りて、私の所に跳んで来ます。

バニーは優しい子なので、ザラが遊んでいるおもちゃも横取りしたりはしません。
お互いにもう少し慣れて来て、取り合いになったら困るので、2つずつおもちゃは買おうと思っています。

          

ビーズクッションで眠っているザラ(↑)。

          

仕方なくソファの下で眠っているバニー(↑)。

先輩で姉のバニーが、すべてを譲ってあげている姿が、微笑ましいです。

          

最初は、ワンちゃんベッドを裏返した所に2人で乗って眠っていたのに(↑)、少しずつ少しずつザラに押されてバニーは絨毯の上に落ちてしまったので、ピアノの下へ行って眠っているバニー(↓)です。

          

2人の様子をずっと見ていると、とっても面白いです。
「マリーとアン」との関係が思いだされます。

『いいなぁ~。ワンちゃんが2人いる暮らしって・・・。』
『見ているだけで、こんなに幸せなんだもの・・・。』

早くこの環境になれて・・・本当に心を開いてくれて・・・本来のザラの姿になってくれるのを、躾をしながら待ってみます。


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