7月の初めに、娘に次男が誕生しました。
今回は、最初から帝王切開と分かっていたので、手術日前日に入院して、1週間で退院する予定です。
入院中は、しょうちゃんは我が家で預かる事になっていました。
毎日、娘と我が家に来ていたしょうちゃんなので、入院中預かる事に対して全く心配はしていませんでした。
今までの延長線上だと思っていたのですが、ママがいないとしょうちゃんは、とっても気難しくなってしまって・・・
娘が入院して4日目くらいで、しょうちゃんがあまりにも大変過ぎて、私達夫婦の疲れはマックスになりました。
マリーがおトイレに行かなくなり、リビングの好きな場所で用を足す様になっていたので、マリーをおトイレまで抱っこして行ったり・・・ジョイントマットを手洗いして干したり・・・と、マリーの世話に段々と手が掛かる様になっていたので、それも加わって疲れがどっと出ました。
『どうすれば娘が退院するまで、もう少し楽に過ごせる様になるんだろう?』
『しょうちゃんと私達夫婦が、お互いにこの生活に慣れるには、どうすればいいんだろう?』
哲君は京都に単身赴任だし・・・コロナで娘に面会には行けないし・・・しょうちゃんはパパにもママにも会えない寂しさを堪えている様子で、「パパ~! ママ~!」って言葉は一切発しませんでした。
『しょうちゃんがこんなに我慢しているんだから、慣れるのを待とう。』
『甘やかさずに、きちんとしつけだけはしよう。』
そう決めると・・・しょうちゃんも段々と慣れてきて、お風呂も私となら喜んで入る様になり、ご飯も「美味しい!」と言って食べる様になりました。
『娘が退院してきたら、しょうちゃんは元のしょうちゃんに戻るだろう。』
『でも、この生活が終るのではなく、娘ともう1人赤ちゃんが増える生活が始まる・・・。』
『一度疲れを取り払わないと、このままの続きだと、頑張れなくなってしまう日が来るかも・・・。』
そう考えて、娘が退院してきた日は我が家に泊まって、その後2日間は哲君がいるので、家で過ごしてもらう事にしました。
2日間、夫婦とマリーだけで静かに暮らすと・・・身体は何とか回復したみたいです。
しょうちゃんは、パパとママがいるだけで機嫌もよくなってきました。
異常な程大泣きした日もあったのですが、大泣きして我慢していた物が、身体から抜けて行った様子です。
で、我が家は今、しょうちゃんとえいちゃんと娘と私達夫婦の5人とマリーとの生活になりました。
単身赴任の哲君が帰って来た時、みんなで食事をするのに便利な様に、ダイニングテーブルの位置を変えました。
しょうちゃんは、ママがいると生き生きしていて、不機嫌になっても、手に負えない状態になる事がありません。
子供にとって、母親はとても大きな存在です。
母親が傍にいてくれるだけで・・・それだけで、心が安定するのだと思います。
コロナで面会謝絶になってしまっている病院に一度も行けなかったしょうちゃんが、
「弟が生まれた事をどう受け取るんだろう?」
「パパとママがえいちゃんを抱っこして、我が家のドアを開けたら、我慢していたしょうちゃんの心は、どうなるんだろう?」
って事を娘と相談して、会い方を考えました。
えいちゃんは私が抱っこして・・・ママ達から遅れて我が家に入る事に。
しょうちゃんは、思ったよりもスムースにえいちゃんを受け入れてくれた様子です。
これからも、しょうちゃんの気持ちを大切にしながら、兄弟仲良く育って行ける様に、周りの私達が気配りしようと思っています。
兄弟仲良く・・・みんなからの愛情を同じ様に受け取って・・・まっすぐに育ってもらいたいと思います。
『1人子だった娘が、2人の息子を持ったという事の不思議さ。』
『何なのだろ?』
とっても不思議な気持ちがしています。