日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

手紙

2008年01月08日 15時00分00秒 | 日々の暮らし
               <写真は、おやつを待つマリーとアトム>

今日は、とっても暖かな日です。
いつもだとリビングのドアを閉めて、エアコンを点けていますが、今日はドアを開けて、ストーブだけで過ごしています。
こんな暖かな日が、好きです。

          
          
去年の事なのですが、いらない物を捨てて整理・片づけをしている時に、古い手紙が一杯入った箱を見つけました。
主人が東京に住んでいたので、大阪にいた私は週に2~3通手紙を出していました。
主人からは、時々はがきが届く程度だったのですが。。。
もう25年も前の手紙とはがきが入っている箱でした。

懐かしくて、封筒を一通開けて読み直してみましたが、少し読み始めると、昔書いたことなのに全ての文章を暗記しているかのように思い出すことができました。
離れているので、殆どが日々の出来事の報告と主人の身体を気遣っての手紙です。
何通かに目を通しましたが、あの頃の主人と私の気持ちの在り様がちっとも変っていないことに気付いて、読むのを止めてすべての手紙やはがきをシュレッダーに掛けて処分しました。

            

娘にその話をすると、
「何で置いとかないの?」
「もったいないやん。」って。

「えっ~、何で? 何でもったいないの?」
「お父さんもお母さんも、あの頃からちっとも気持ちが変ってないもん。」
「あの頃のお父さんは、あんなに優しかったのに。。。って思ったのなら、きっと大事に取って置いたと思うけれど、お父さんはあの頃のままやし、お母さんも変ってないから、置いておく必要ないの。」って答えると、
「そうなんや。他所の人はみんな気持ちが変るから、置いときはるんやね。」って納得していました。

          

主人に話すと、
「いつまでも置いとく必要ないよ。君がいいなら、処分してくれていいよ。」って言っていました。
私が書いた手紙が殆どで、主人からのはがきは、ほんの数えるほどしかなかったのですが、新婚時代に主人がお台所で洗い物をしている私の後姿を、紙切れに描いてくれた鉛筆画はあまりにも上手だったので、「残して置こうかな?」と、とても迷ったのですが、「また、もっときちんとした用紙に書いてもらえばいいかな?」って思って、処分しました。

          

年末から両目の調子が悪くて、目がとても疲れます。
昨日も一昨日も夜仕事から帰ってきた娘が、目のマッサージをしてくれたので、少し疲れが取れて楽になった様な気はするのですが、診て貰っておいた方がいいと思って、今日やっと眼科に行ってきました。

ちょっと年配の先生は、目の検査をしてから、とても穏やかに丁寧に模型の目を使って、説明をしてくださいました。

「誰にでも起こる老化現象です。眼底がとてもきれいなので、何も心配する事はありません。」って事でした。

ず~っと視力がよくて1.2だったのに、お友達の中で1番先に老眼になったし、目の老化現象もきっと1番早くに私に訪れたのだと思いますが、若い頃近視だったお友達の方が、老眼になるのも老化するのも遅いなんて、何か納得できないものがあります。

主人と話していると、2人共25年前とちっとも気持ちは変っていないし、まだまだ一杯の夢があるのに、『老化現象が現れる歳だなんて。。。確実に歳は重ねているんだ~。』って、思ってしまいます。