私の好きなTV番組に、金曜日の深夜0時12分(土曜日か・・・)からやっている、テレビ東京の「孤独のグルメ」というのがある。
今Season6をやっている。
ストーリーは松重豊さん演じる井之頭五郎というインテリア関係の会社の営業マンが、営業の帰りにお腹がすいて、初めての街で美味しいものをさがすという、ひたすら食べている番組。
ただの店紹介といったらそうかもしれないけれど、何と言っても松重さんの食べ方が綺麗で、それと胸の中でつぶやく食レポがいい。
この間は高田馬場がでた。
最初の小芝居は、私のいる会社の裏にある空手道場だった。
仕事が終わりお腹がすいた井之頭さんは駅の方へ行く。
私がおりるのとは反対側だった。
ここはホームから見える「やきとん」のお店。
毎日つぶしたて!・・・というのが売りなので、ちょっと怖い。
駅前の通りに出たと思う。
そこでで見つけたのが、「ミャンマー料理・シャン料理ノング・インレイ」
初めてのミャンマー料理だったらしい。
そしてメニューを熟慮して選んだのが高菜炒め、牛テールスープ、もち米。
香辛料をカスタマイズしたりして、本当に美味しそうに食べる。
松重さんがこの役にピッタリだと思うのは、井之頭五郎の食への飽くなき探究心を上手く表現しているところと、食べているときの食レポが素晴らしい。
本当にこちらも食べている気になってしまう。
そして何を食べているときも、姿勢がピシッとしていて、どんぶり飯をかきこむときでさえも、食べ方が汚くない。
そこがみていて、あのお店に行ってみようかとも思わせるところだと思う。
主に東京都内だが、このシーズンの最初は大阪出張だった。
池野めだかさんの特別出演もあって、本当にお好み焼きが食べたくなる回だった。
金曜日はサークルがあって疲れていて、土曜日は朝から仕事があるので、本当はゆっくり休まなくてはならないのだが、この番組だけは外せない。
番組の終わりに原作者の久住さんが、紹介されたお店で一杯飲むシーンがある。
これがまたおいしそうにビールを飲むんだなぁ。
五郎さんが飲めないので、これでシメといく。
ただ残念なのは作画の谷口ジローさんが亡くなってしまったこと。
それでもテレビの中では、井之頭五郎が今日も身をはって(?)食レポをしている。
この番組が続く限り、孤独のグルメファンは、真夜中にお腹をすかして寝るのかもしれない。
香辛料が苦手なので、高田馬場のミャンマー料理へは、私は行くことはないだろう。
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