ちょこっと本音

自分のこと、趣味のこと、ダイエットのこと・・・
心の声をちょこっと文字に。

書店の特徴さまざま

2018年09月11日 | myself

乗換駅の改札内、通路隅に小さな書店がある。
小さいといっても大きな書店のチェーン店。
ただ坪数が小さい。
朝、時間をもって通勤しているので、ちょこっと覗くことがある。

小さいスペースなのに品ぞろえが良い。
特に文庫本は私にとって興味を引くものが多い。
もちろん今、売れている作家のもあるけれど、
それよりも私の知らなかった作家のものが多い。
それらは結構目に入る置き方をしていて、つい手に取ってしまう。

今までなら手に取ることもなかった作家の本。
そして読んでみると結構面白い。
シリーズものならば、全作みたくなる。

そして、どれもこれも、読み終わりにほっこりするような暖かい本だった。

新しい作家の新しい本を買う時は勇気がいる。
面白いだろうか・・・。
ワクワクする心と不安な心。

この書店で買ったものには、はずれがなかった。
書店員さんの本の選択がいいと思う。

反対に、会社の近くの大きな書店。
大きいだけにたくさんの本を扱ってはいるが、
私の心に訴えるものがない。

いや、あったとしても、手に取るまでにいかない。
本を見つけにくいのだ。
たぶんディスプレイの仕方だと思う。

そこが最近変わった。
テーマごとの本を置くコーナーを設けたのだ。

この間は「カフェ」がテーマだった。
このお店では、扱っていたかもしれないが、私には見つけられなかった本。
駅中の小さな書店にあった本が並んでいた。

なんだか嬉しくなった。
書店員さんたちの努力で、私たちは本を買うことができる。
心に残る本、楽しい本に出会うことができる。

本の流通ルートを知っていると、この努力はすごいことだと思う。
本は取次から自動的に送られてくることの方が多い。
それを書店員さん自らが、選んでくれる、読者目線で選んでくれる。

私たち読者は与えられたものを選ぶしかないから、そういう書店に出会うことが
本当にうれしくなる。

これからもつい足が向くような書店が増えてくればいいなと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする