なぜ、日曜の夜は混む？

連休の谷間の日曜日。
カフェはお昼の営業はあまり混まなかった。
みんな、あけぼの山でやっている農業際に行っているらしいし、車でどこかへ出かけているらしい。連休の谷間でなくても日曜日の昼間は暇だ。
ところが、夜の営業になると混む。
まず、草野球チームが打ち上げをしにくる。
近所の人が飲みに来る。
などと、飲む人が多くて忙しい。
私もつまみを何か作らなくてはならない。
日曜日の店長（店長は日替わり）Ｔさんは、アヒージョを作ると張り切っている。
簡単というのもあるが、コストがかかりすぎるのではと心配になる。
私は鶏手羽元の甘辛炒めを作る予定。
お昼に誘っておいた野球チームが約束したからと言って律儀に来てくれる。
でも私が誘ったわけではなく、お昼のスタッフが声をかけたのだ。
5名様でご来店。結構飲むので忙しい。
毎日継ぎ足しで作っているおでんを発見。つまみには最適！
それを出して、アヒージョを出して、チーズの盛り合わせを出して、つまみは終了。
Ｓさん夫婦がいたので、モニターとして手羽元の甘辛煮を作り味見をしてもらう。
まあまあの出来。
ところがもう一組のお客様がそれをほしいと所望し、出すことになった。
まだまだ研究段階なのに。
その後、また一人入り、野球チームに後から合流する人がいたりで、お酒がどんどん出ていく。
その割にはつまみが足りないと思う。
でも、お酒を出したり片付けながらやったりしていると、料理を作る暇がない。
時はまだ7時。
閉店の8時には1時間ある。
早く帰ってくれないかなと思うけれど、飲んでいる人たちは、しっかりと腰を据えて飲んでいる。
そうこうしているうちに、マカナイ用の料理素材もなくなり、どうしようかと思っていたら、Ｓさん（ご主人）がラーメンを作ってくれることになった。
彼はいつも火曜日にラーメンを作っているので慣れている。
野菜たっぷりの味噌ラーメンがその日のマカナイ。

野球チームが帰ったと思いホッとしていたら、おしゃべりの人がまだ二人残って飲んでいた。
ワインやらつまみの追加やら言い出す。
時間が過ぎていても追い出すわけにはいかない。
洗い物もたっぷり。Ｓさんが手伝ってくれる。
この量の洗い物を一人でやるのは結構大変。だからとても助かった。

なんとか皆送り出して気が付けば8時30分。
なぜ、日曜日なのにこんなに混むのだろうか。
近くに飲ませる店がないわけでもないのに。
つまみの種類も少ないのに。
お客様が来てくれることはありがたいことだけど、私はどうも客相手の仕事が苦手だ。
それなのにカフェを手伝っているのはおかしいかもしれない。
厨房ではなくフロアーならまだできるのだが、厨房に入るのはやはり気が重い。
日曜日の店長に料理に自信がないからじゃないかと言われたが、それもそうだけど、日曜日の夜仕事すると疲れて月曜日からの本職に影響してしまう。
これから年末年始進行で忙しくなるから、その前に辞めたいと思っている。