まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

雪の8日高校のクラス会でした

2024年03月09日 | 全体

雪の8日は高校のクラス会でした。前回は2019年だったので、5年ぶりです。

高校二、三年で担任だったS先生が昨年3月8日に94歳で亡くなったので、一回忌を兼ねてのクラス会でした。

15名が集まりました。卒業したのはなんと63年前だそうですが、みんな若々しくて、驚きました。ちなみに女子高です。

クラス会にはかつてグループだった友人たちはひとりも来ないんです。どうしてでしょうね。はっきりとは分かりませんが、あまり優等生タイプはいなかったことと関係あるかもしれません。グループには大学野球ファンと洋画ファンがまじりあっていて、早慶戦の決勝戦などの日には授業が終わるや学校の玄関前でタクシーをつかまえて神宮球場に向かうのでした。映画の方は、授業が終わったあと、新宿 伊勢丹の向かいにあった日活名画座に通っていました。フランスのヌーベバーク全盛期で、自分たちとはまるで違う世界にただ圧倒され、見入っていました。制服のまま一列に並んで観ていましたが、注意されたことはありませんでした。野球だけ参加の級友もいましたが、私は野球にも映画にも参加組でした。

映画通いの方のUさんは大学卒業後フランスに留学してパリ大学の映画科に何年か在籍していたそうで、長く帰ってきませんでした。もうひとりKさんは30歳すぎに勤めをやめてUさんのいるパリへ行って暮らしていました。その後Uさんは日本に帰って来て、私はよく会っていましたが、60代で亡くなってしまいました。Kさんとは連絡がとれていません。クラス会の知らせにも返事がないようです。グループの友人たちは卒業後も集まりたかったら自分たちで自由に集まればいいなんて思って出席しないでいるうちに、今さら出席できないorしたくもないとなってしまったのかもしれません。「こんどのクラス会どうする?」って電話してくるひともいません。ほかのグループは多分、連絡しあっていると思うんです。私も初めは欠席していたのですが、いつの間にか出るようになり、勤めをやめてからは皆勤賞です。

 今回のクラス会に集まった級友たちは活動的なひとが多くて、ジムに通っているひとが6、7人いました。週に4日とか、卓球でやはりそれくらい通って実際に試合に出ているという級友もいました。両足ともリュウマチなのでジムで個人トレーナーに指導してもらっている級友は、長いアメリカ暮らしのときは毎回1マイル泳いでいたとか。

一番すてきと私が思ったのは、81歳の今でもフラメンコをやっているUeさんでした。スペイン人の先生で、先生のお母さまも81歳でフラメンコを踊られているそうです(スペインで)。彼女はご主人が去年?亡くなられたあと、新車を買っちゃったっていってました。

いままでクラス会がつづいたのはKaさんがいたからです。今回も幹事をやってくれました。Kaさん、

「わたしも新車を買いました、外車でーす」

それが、な、なんと車は車でも、歩行介助車なのでした。足の手術に失敗して介助車がないと外にでられなくなって、デンマーク製の赤い介助車の新車で会場まできました、というわけなのでした。いつものように幹事をやってくれたKaさんには本当に頭が下がります。

日本の食料自給率の低さを憂いて、畑をやっている級友もおりました。皮細工をやっているHさんはいつもキイホルダーとか、小さなお財布など、全員に作って来てくれるのですが、今回はこれを作って来てくれました。

    タツノオトシゴかな?(幹事のKaさんのお便りには

    ぴたり「干支の辰の根付」とありました。(私は常識がなくて・・・)

    

後日幹事をしてくれたKaさんが送ってくれました。(前列真ん中にいるのが彼女です)

                 

コメント    この記事についてブログを書く
« シラーシベリカ、咲きはじめ... | トップ | 今日のシラーシベリカ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

全体」カテゴリの最新記事