「シチーがもっともロシア的な料理だとしたら、緑のシチーは春のもっともロシア的な料理である」とネットの料理のサイトにあります。
<緑のシチー>こと、スイバスープの作り方を紹介しましょう。ちなみに<緑のボルシチ>ともよぶそうです。
ちょっと酸っぱいスイバに相性のいいゆで卵をのせた「緑のシチー」は、現在もロシアの人びとに好かれる今の季節の一品です。
材料
水 2L
肉 300~400g(できれば塊)
ジャガイモ 2~3個
タマネギ 1個
ニンジン 半個
ゆで卵 1~2個
スイバ 1束
ディル 1~2束
イタリアンパセリ 1~2束
月桂樹の葉 1枚
黒粒コショウ 6~7粒
サワークリーム
1. 水に肉をいれ、強火にする。沸騰したらごく弱火にして、月桂樹の葉を入れる。
あくをとりながら1時間煮る。
(肉は、牛、豚、鶏、野菜など好みでよい。なにもいれなくてよいみたいだ。
切ってある肉なら弱火にかけるのは20~30分くらいでよい。
2.1時間たったら、肉を取り出す。肉は骨付きなら骨をはずし、適当な大きさに
切っておく。
3. ジャガイモは皮をむき、すきなように切って、火にかけてあるスープストックに加える。
4. タマネギ、ニンジンは細く切り(細かくなくてもよい)、炒めて(炒めなくてもよい)、3に加える。
5. 切っておいた肉をもどし、月桂樹の葉を入れる。(「3分間」とあるレシピにあった。)
黒粒コショウを入れる。
6. スイバと香味野菜(ディル、イタリアンパセリ)を切って、加え、火を止め、ふたをして5分おく。
(スイバは色が変わるくらい煮てしまってもよい。←この方が昔ながらかも?)
7. 皿にもって、食卓に出すとき、半分か4分の1に切ったゆで卵、サワークリームをのせる。
香味野菜はこのときに一緒にそえてもよい。
どうぞ、召し上がれ!!
書くと面倒なように思えますが、憶えてしまうときわめて簡単です。
スイバの葉が手に入ったら、ぜひ作ってみてください。
( 絵 ももははさん)
絵はこれからも時々UPします。