いつものお散歩の会で新宿御苑に行きました。幹事役をしてくださった
ラッキードロシーさんが当日のことをまとめて全員メールで送ってくださったので、
お願いして拝借しました。菊花壇展は15日までです。
11月10日(土)は予定通り新宿御苑に行ってきました。
新宿門入口付近では福島応援イベントブースがあり、新米のプレゼントと
菊のお茶をいただき幸先良いスタートとなりました。
この日一番の目的は明治150年を記念して盛大に開催されている菊花壇展。
ボランティアガイドさんについて いつもは立入り禁止の菊栽培所に入ることができました。
そこで聞いたのは、花壇展に展示されるのは約1万株 のなかから 選びぬかれた 優れた花であること、
それらは降雨だけの水やりなしで栽培し、展示期間に耐える 強い株 で あること等々。
懸崖作り、伊勢菊、丁子菊、江戸菊、一文字菊、肥後菊、いろいろな花壇を見ましたが、
最も印象に残ったのは、 半球状に一つの株が500~600個以上の花を咲かせた大作り花壇。
本当に見事で、長年の丹精と 菊栽培の技術の高さに圧倒されました。 えんじ色の大作りは
とくに難しくて展示は今年だけ。鑑賞できたの は 幸運でした。
菊が展示されている上屋(油紙や竹でできた小屋)も今年だけ。ヒモの結び目(タコ結び)に
至るまで、その製作技術は 庭師たちに注目されているそうです。
午後は、特別公開の旧洋館御休所を見学し、ジュウガツザクラ、ユリノキ(よくみかけた
木の親?)、 メタセコイア、 バラ花壇をゆっくり楽しみました。
お天気に恵まれて、穏やかな秋の一日を過ごしました。
ラッキードロシーさん、ありがとうございました。
ユリノキは8月に国立博物館で見てきたところだったので、今回も写真を撮りました。
樹形が全然違いますね。新宿御苑で一番高いユリノキ、これもじつに見事です。
国立博物館の説明版には「明治8,9年頃渡来した30粒の種子から
育った1本の苗木が明治14年に現在地に植えられたといわれ」る、とありました。