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まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

愛護センターレポートから

2009年02月21日 | ジュリア
2月13日のhamaさんの愛護センターレポート

  甲斐犬風の子

 ボランティア団体から声がかかっているという2頭を除き、皆、週明けにも処分されるとのことで、せめてあと1頭でもと思い、豊かな毛に覆われた中型犬の子犬を部屋から引き出してもらい見る。

 人に全く飼われた事が無いようで、体に触ろうとすると、恐怖・敵意を顕わにするため、断念。

とありました。


この子はジュリアに似ています。

ジュリアは一般の方から譲渡の申し出があったため、収容部屋から検疫室に移されました。でも希望者の方に人馴れしてないとの理由で断られ、千葉わんが引き取ったのです。
ジュリアの譲渡を希望された方に、きっとジュリアもこの「甲斐犬風の子」と同じように恐怖と敵意を見せたのでしょう。

ジュリアが生き延びることができたのは、その方が写真だけ見て、譲渡を申し出たからです。


センターレポートの「甲斐犬風の子」は、もうこの世界にいません。
おそらく、これが最後の写真・・・・。

ジュリアがやってきたのは、ちょっとした偶然で生と死が分かれる場所、生と死が背中あわせにある場所なのです。


八王子の譲渡会では愛護センターの現状とともに、幸運にも千葉わんスタッフによって引き出されたわんこたちが幸せな家庭犬への道を歩んでゆく様子を紹介するパネル展を予定しています。
預かりの方、里親さん、どうぞ、ご協力をお願いします。


ジュリア、あなたは幸運なわんこです。

人間はこわいばかりでないと分ってきたジュリちゃんの幸せさがしの道は始まったばかり。この道の先でどんなご家族にめぐりあえるのかな?

幸運なわんこジュリちゃんは、きっとすてきなご家族とお家がまってるって、
預かり母さんは信じています。


       
コメント
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