fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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蜷の道

2017年03月05日 | 俳句
  辛夷

「蜷」「川蜷(にな)」は、ホタルの幼虫が好んで食べることが知られています。
 俳句をやっていて、この「蜷の道」という季語をよく目にしていて、頭ではわかっていたのですが、実際に見たことがなありませんでした。
 
 で、先日、初「蜷の道」に遭遇。

  よおく見ると、線があります。

 つまり、川底の泥をニナという貝が、動いてできた跡なわけで。
 こんなことに感動できると、俳句やっててよかったなと。(笑)

 場所は、国立の谷保天満宮の裏。この神社の裏は、農道、用水、田んぼ、畑が広がっているのです。男の子たちも、網を持ってきていましたよ。
 谷保天は、時節柄日中は混んでいるでしょうが、先日は、早い時間に出かけたので、がらがらでした。
 
 作った俳句は、この次の句会に出すから、内緒。

 悉く(ことごとく)これ一日の蜷の道   高野 素十 

  谷保天には、鶏がたくさんいます。この日は、啓蟄。関係あるかどうか? 土を掘り起こしているのが何匹もいました。

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