fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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句座始ー上野

2013年01月06日 | 日記

             

 上野の西郷さんの足元に70人が集まり、新年のご挨拶。その後それぞれに上野を吟行し、不忍池のほとりの中華料理店で句会と新年会でした。

 新年のご挨拶として、主宰は「私たちはよい句を作って、ほめられるために俳句をやっているのではない。特選をいくつもらったと喜んだり、だれにもとってもらえなかったと嘆くのではなく、それぞれが文学者としてのプライドを持ち、勉強するために集まっているのだということを噛みしめたい」という言葉をいただきました。ほんとうにそうだと思います。自分の中で向上心がなくなってはダメだと思いますが、この言葉を聞くことができただけでも参加したかいがありました。

 上野は博物館や動物園のある方面にはしょっちゅう行くのですが、西郷さんの方から不忍池へまわるという歩き方は2回目? くらい。上野にかつて大仏があって、関東大震災で壊れたということ、初めて知りました。東照宮は工事中で、牡丹園は中を歩いたら時間がなくなるので、外からこっそり。 

  きょうからは寒牡丹

   寛永寺五重の塔(東照宮参道より)

 不忍池の弁天堂は巳を祀ってもいます。おみくじはめずらしく大吉でしたよ。池の蓮や葦の枯具合も見事でした。

 不忍池の波立つ初巳かな    あぶみ

 このブログをいつもご覧くださり、ときどきメッセージをいただくTさんにも初めてお会いできました。