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http://mylibrary.maeda1.jp/0512OilMajor2020-2ndQtr.pdf
2.2019年第2四半期以降の四半期別業績の推移(続き)
(6)原油・天然ガス生産量の推移
(6-1)原油生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-68.pdf 参照)
過去1年間の四半期ごとの原油生産量の推移を見るとExxonMobilが他社を引き離して5期連続でトップを守っている。ExxonMobilの生産量は5社の中でただ1社200万B/D台を維持しており、今年第2四半期の生産量は231万B/Dであった。ExxonMobilに次ぐ二番手グループはShellとChevronであり、両社の生産量は共に180~190万B/D台である。両社の生産量は今年第1四半期まで増加傾向にあったが、今期は前期より10万B/D以上減少している。Totalは2019年第3四半期172万B/Dをピークに減少を続け今期は過去1年間で最も少ない155万B/Dにとどまっている。BPは5社の中で原油生産量が最も少なく1年前は130B/DでトップExxonMobilの6割であったが、その後は持ち直しており、今期は他社が軒並み減産する中で唯一増産を達成している。
(6-2)天然ガス生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-69.pdf 参照)
天然ガスの生産量はShellとExxonMobilの上位2社とBP、Total、Chevronの下位3社の2グループに分かれている。Shellの過去1年間の生産量は101億立方フィート(’19 2nd Qtr)→98億立方フィート(3rd Qtr)→106億立方フィート(4th Qtr)→103億立方フィート(’20 1st Qtr)→90億立方フィート(2nd Qtr)であり、100億立方フィート前後を維持して5社のトップである。ExxonMobilもShellとほぼ同様の軌跡をたどっており、両社の差は10億立方フィート前後で推移している。他の3社は5期を通じて生産量に大きな変化は無いが、今期は3社とも前期を下回っている。
(6-3)原油・天然ガス合計生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-65.pdf 参照)
天然ガスを石油に換算した原油・天然ガスの合計生産量の推移を見ると、生産量が最も多いExxonMobilは石油換算で391万B/D (’19 2nd Qtr)→390万B/D(3rd Qtr)→402万B/D(4th Qtr)→405万B/D(’20 1st Qtr)→364万B/D(2nd Qtr)である。これに次ぐShellはExxonMobilよりも30万B/D前後少ない358万B/D (’19 2nd Qtr)→356万B/D(3rd Qtr)→376万B/D(4th Qtr)→372万B/D(’20 1st Qtr)→338万B/D(2nd Qtr)で推移している。
Chevron及びTotalの石油・天然ガス合計生産量は共に300万B/Dをわずかに上回る水準であったが、今期は両社とも300万B/Dを割っている。最も少ないBPの生産レベルは260万B/D前後でExxonMobil或はShellの7割程度である。
(続く)
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前田 高行 〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
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2.2019年第2四半期以降の四半期別業績の推移(続き)
(6)原油・天然ガス生産量の推移
(6-1)原油生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-68.pdf 参照)
過去1年間の四半期ごとの原油生産量の推移を見るとExxonMobilが他社を引き離して5期連続でトップを守っている。ExxonMobilの生産量は5社の中でただ1社200万B/D台を維持しており、今年第2四半期の生産量は231万B/Dであった。ExxonMobilに次ぐ二番手グループはShellとChevronであり、両社の生産量は共に180~190万B/D台である。両社の生産量は今年第1四半期まで増加傾向にあったが、今期は前期より10万B/D以上減少している。Totalは2019年第3四半期172万B/Dをピークに減少を続け今期は過去1年間で最も少ない155万B/Dにとどまっている。BPは5社の中で原油生産量が最も少なく1年前は130B/DでトップExxonMobilの6割であったが、その後は持ち直しており、今期は他社が軒並み減産する中で唯一増産を達成している。
(6-2)天然ガス生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-69.pdf 参照)
天然ガスの生産量はShellとExxonMobilの上位2社とBP、Total、Chevronの下位3社の2グループに分かれている。Shellの過去1年間の生産量は101億立方フィート(’19 2nd Qtr)→98億立方フィート(3rd Qtr)→106億立方フィート(4th Qtr)→103億立方フィート(’20 1st Qtr)→90億立方フィート(2nd Qtr)であり、100億立方フィート前後を維持して5社のトップである。ExxonMobilもShellとほぼ同様の軌跡をたどっており、両社の差は10億立方フィート前後で推移している。他の3社は5期を通じて生産量に大きな変化は無いが、今期は3社とも前期を下回っている。
(6-3)原油・天然ガス合計生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-65.pdf 参照)
天然ガスを石油に換算した原油・天然ガスの合計生産量の推移を見ると、生産量が最も多いExxonMobilは石油換算で391万B/D (’19 2nd Qtr)→390万B/D(3rd Qtr)→402万B/D(4th Qtr)→405万B/D(’20 1st Qtr)→364万B/D(2nd Qtr)である。これに次ぐShellはExxonMobilよりも30万B/D前後少ない358万B/D (’19 2nd Qtr)→356万B/D(3rd Qtr)→376万B/D(4th Qtr)→372万B/D(’20 1st Qtr)→338万B/D(2nd Qtr)で推移している。
Chevron及びTotalの石油・天然ガス合計生産量は共に300万B/Dをわずかに上回る水準であったが、今期は両社とも300万B/Dを割っている。最も少ないBPの生産レベルは260万B/D前後でExxonMobil或はShellの7割程度である。
(続く)
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