「司会なし」決定や、「技術賞などの4部門をCM中に発表する」との告知(=大批判を受け、すぐに撤回)などなど、問題山積みの本年度・米アカデミー賞。
いろいろいいたいことはあるものの、映画界最大の祭典である事実は揺るがないし、やっぱり期待しちゃっている映画小僧がここに居る。
開催が日本時間・月曜の午前中に迫ったので、きょうは受賞予想の最終版を展開。
例年どおり、
予想がおおきく外れた場合は、今年いっぱい「映画小僧を名乗ること」をひかえさせていただきます。
ダレトクな公約なんだ!? とかいわないように。
(◎が自分の予想)
▽作品賞
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』◎…トップ画像
『ROMA ローマ』
『アリー スター誕生』
『バイス』
▽監督賞
アルフォンソ・キュアロン『ROMA ローマ』◎
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
アダム・マッケイ『バイス』
ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』
パベウ・パブリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』
▽主演男優賞
クリスチャン・ベール『バイス』
ブラッドリー・クーパー『アリー スター誕生』
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』◎
ビゴ・モーテンセン『グリーンブック』
▽主演女優賞
ヤリッツァ・アパリシオ『ROMA ローマ』
グレン・クローズ『天才作家の妻 40年目の真実』◎
オリビア・コールマン『女王陛下のお気に入り』
レディー・ガガ 『アリー スター誕生』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?』
▽助演男優賞
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット『アリー スター誕生』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?』◎
サム・ロックウェル『バイス』
▽助演女優賞
エイミー・アダムス『バイス』
マリーナ・デ・タビラ『ROMA ローマ』
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』◎
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』
▽脚本賞
デボラ・デイビス、トニー・マクナマラ『女王陛下のお気に入り』
ポール・シュレイダー『魂のゆくえ』
ニック・バレロンガ、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー『グリーンブック』◎
アルフォンソ・キュアロン『ROMA ローマ』
アダム・マッケイ『バイス』
▽脚色賞
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン『バスターのバラード』
チャーリー・ワクテル、デビッド・ラビノウィッツ、ケビン・ウィルモット、スパイク・リー『ブラック・クランズマン』◎
ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ『Can You Ever Forgive Me?』
バリー・ジェンキンス『ビール・ストリートの恋人たち』
エリック・ロス、ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ『アリー スター誕生』
▽視覚効果賞
『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
『プーと大人になった僕』
『ファースト・マン』
『レディ・プレイヤー1』◎
『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』
▽美術賞
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『ファースト・マン』◎
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ROMA ローマ』
▽撮影賞
ウカシュ・ジャル『COLD WAR あの歌、2つの心』
ロビー・ライアン『女王陛下のお気に入り』
ケイレブ・デシャネル『Never Look Away』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA ローマ』◎
マシュー・リバティーク『アリー スター誕生』
▽衣装デザイン賞
『バスターのバラード』
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』◎
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
▽長編ドキュメンタリー賞
『Free Solo』
『Hale County This Morning, This Evening』
『Minding the Gap』
『父から息子へ 戦火の国より』
『RBG』◎
▽短編ドキュメンタリー賞
『Black Sheep』
『エンド・ゲーム 最期のあり方』
『Lifeboat』◎
『A Night at the Garden』
『Period. End of Sentence.』
▽編集賞
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』◎
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』
『バイス』
▽外国語映画賞
『カペナウム(原題)』(レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『Never Look Away』(ドイツ)
『ROMA ローマ』(メキシコ)◎
『万引き家族』(日本)
▽音響編集賞
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』◎
『ファースト・マン』
『クワイエット・プレイス』
『ROMA ローマ』
▽録音賞
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』◎
『ファースト・マン』
『ROMA ローマ』
『アリー スター誕生』
▽メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『ボーダー』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』◎
『バイス』
▽作曲賞
ルドウィグ・ゴランソン『ブラックパンサー』
テレンス・ブランチャード『ブラック・クランズマン』
ニコラス・ブリテル『ビール・ストリートの恋人たち』
アレクサンドル・デスプラ『犬ヶ島』◎
マーク・シェイマン『メリー・ポピンズ リターンズ』
▽長編アニメーション賞
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ オンライン』
『スパイダーマン スパイダーバース』◎
▽短編アニメーション賞
『Animal Behaviour』
『Bao』
『Late Afternoon』◎
『One Small Step』
『Weekends』
▽主題歌賞
“All The Stars”『ブラックパンサー』
“I’ll Fight”『RBG』
“The Place Where Lost Things Go”『メリー・ポピンズ リターンズ』
“Shallow”『アリー スター誕生』◎
“When A Cowboy Trades His Spurs For Wings”『バスターのバラード』
▽短編実写映画賞
『Detainment』
『野獣』
『マルグリット』◎
『Mother』
『Skin』
※賞にはあんまり絡まないと思うが、スパイク・リーの復活はすごくうれしい
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明日のコラムは・・・
『釣り銭は完璧に』