Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(144)沢口靖子

2019-10-08 00:10:00 | コラム
65年6月11日生まれ・54歳。
大阪出身。

公式プロフィール


本格デビューは「映画」、
しかも『映画女優』(87)なんていう主演作まである・・・にも関わらず、沢口靖子(さわぐち・やすこ)さんはテレビのイメージのほうが強いです。

たぶんリッツやタイガー魔法瓶のCM、



そして、長寿シリーズ『科捜研の女』(85~、テレビ朝日)によるもの、、、でしょうかね。


※出来不出来は置いておいて、靖子さんを最も美しく捉えた映画はこれでしょう




<経歴>

「第1回東宝シンデレラ」グランプリ。

少し前に知ったことですが・・・
TBSのドラマシリーズ『HOTEL』(90~2002)で、高嶋政伸のいう「姉さんっ」とは、靖子さんのことなんですよね!!

映画&芸能界デビューは、84年の武田鉄矢主演作『刑事物語3 潮騒の詩』。

鳴り物入りのデビューであり、靖子さんは挿入歌も担当しました。

翌年、NHK連続テレビ小説『澪つくし』のヒロインに抜擢される。

物語は覚えていませんが、欠かさず観ていた記憶がありますね。
これ観終わったら、学校に行く、、、みたいな。


映画キャリアも80年代は華やかです。

『ゴジラ』(84)、『姉妹坂』(85)では三女役を好演、
『鹿鳴館』(86)、前述した『映画女優』、
市川崑とSFXの融合が新鮮な『竹取物語』(87)。

しかしそれらの要素より、(敢えていえば)靖子さんの美貌よりも、印象に残ったのはこの主題歌でしょう。




大作の似合う女優―であったはずですが、このあたりからテレビの世界をメインステージに。


映画も『ゴジラvsビオランテ』(89)、『どっちもどっち』(90)、『ヤマトタケル』(94)、『ひめゆりの塔』(95)などに出演するものの、80年代の勢いはありません。

そのほかの出演作に、『小津の秋』(2007)、『校庭に東風吹いて』(2016)など。


低調なシーズンもあったといわれる『科捜研の女』も、つづけることによって人気シリーズになりました。

テレ朝が離さないでしょうし、長期縛られるから映画出演のチャンスもかぎられてきてしまうのかな・・・。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(145)沢尻エリカ』
コメント (1)
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