Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん男優列伝(306)真木蔵人

2015-11-26 05:47:08 | コラム
72年10月3日生まれ、43歳。
東京出身。

公式プロフィール


ねぇちょっと、ちょっと。
このトップ画像、自分に似ていません?

・・・って、失礼しました。
単に坊主頭が一緒というだけなのでしょうね。

でも、この写真のころの真木蔵人(まき・くろうど)さんと似ているね―って、よくいわれた時期があったんですよ。

悪い気は、ぜんぜんしないですね。
ふつうに男前だし。
「やや」やんちゃに過ぎるところはありますけど、まぁそれも含めて魅力的なひとだから。

やんちゃというのは、主に女関係と、それに端を発する暴力沙汰といえましょうか。
以前、会見で「俺のワイフが―」「ワイフは―」と連呼していて、ちょっとどうかな、、、と思ったりもしましたが、そういう風にいってもギャグにならないひとだし、自然なのですよねぇ。


※俳優としては、やっぱり北野武がいちばんこのひとの魅力を分かっている




<経歴>

父はマイク眞木、母は前田美波里。
関係ないですけど、前田美波里の略しかたとして適切なのは「マエバリ」だ―といったのは、松尾スズキです笑

自分の世代にとっては「マイク眞木の息子」が蔵人ちゃん、、、ではなくて、「蔵人ちゃんの父親」がマイク眞木、という認識なんですよね。

俳優のほかに、プロサーファーとしても有名。
また文才もあり、このひとの紡ぐコラムはカルト人気を博しています。

俳優デビューは、88年の大河ドラマ『武田信玄』(NHK)における武田勝頼役から。
同年、『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で映画界にも進出。

『あ・うん』(89)を経た91年、北野武による監督3作目『あの夏、いちばん静かな海。』の主役に抜擢される。

耳の聞こえないサーファーを好演、俳優としての将来性を感じさせてくれましたが、数々のスキャンダルによって芸能界とはしばらく距離を置くこととなりました。
ここいらへんのことについてはアレヤコレヤいうひとも多いとは思いますが、犯罪を犯さなければいいんじゃないかと。
海の向こうには、ジャスティン・ビーバーっていう暴れん坊も居ますしね笑

90年代後半より映画界に復帰、
『傷だらけの天使』(97)、『愚か者 傷だらけの天使』(98)、『蘇える金狼』(98)
原案も担当した『Dolphin Through ドルフィン・スルー』(98)、
再び武に起用された『BROTHER』(2000)、
『ぼくんち』(2002)、『この世の外へ クラブ進駐軍』(2003)、『亡国のイージス』(2005)、
『バックダンサーズ!』(2006)、『龍が如く 劇場版』(2007)、『探偵物語』(2007)、『ごくつま刑事』(2010)、『ハードロマンチッカー』(2011)、『キリン POINT OF NO-RETURN!』(2012)・・・という具合に、まぁジャンル的に偏りは見られますが、キャリアが途切れないのがうれしいです。

2010年、蔵人ちゃんが21歳のころに認知した子ども、NOAH(当時16歳)が芸能界デビュー。

いつか三世代共演なんてこともあるのでしょうか?


次回のにっぽん男優列伝は、益岡徹さんから。

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明日のコラムは・・・

『♪ 大嫌い、大嫌い、大嫌い…大好き!!』
コメント (3)
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