Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(152)

2015-11-17 06:07:25 | コラム
先日も書いたが、紙媒体が売れなくなっている。

それは成人誌も同様で、根強い人気を誇っていたあのエロ本もこのエロ本も休刊や廃刊に追い込まれた。

そりゃあそうだろう。
DVDとはうまく共存関係を築けたが、ネットとはうまくいかない。
過激な無修正動画をネットで無料視聴出来る時代に、ヌードグラビアでアレコレしようと考える向きは、すでにオッサン世代だけなのであった。

だって本家の『PLAYBOY』からヌードグラビアがなくなったんだぜ。
みんな去勢されたわけではなく、雑誌にエロを求めなくなったということだろう。

懐古趣味は嫌いだが、なんてこった・・・とは思う。
なぜなら自分は一時期、そんなエロ本で稼がせてもらっていたのだから。

ライターとしての自分の第一歩は、格闘技雑誌だった。
その数ヵ月後、編集者に紹介してもらってエロ本の原稿も担当することになる。

内容は、AVの撮影現場取材。あるいは、新人女優さんへのインタビュー。
そこで、当時すでに人気だった「つぼみ」ちゃんにも会っている。(トップ画像)

男をルポしても女をルポしても、結局はハダカというね。
まぁ自分らしいじゃないか。

ちなみに10年以上やっているブログで、最多の閲覧数を記録したのも『アカルイハダカ』というコラムをアップした日だった。
沢尻エリカの胸の形状や乳首の色を詳細に解説した、阿呆みたいな内容のものである。

みんなハダカが好きだっていうことのほかに、自分がそういう文章を書くのに適しているってことの証明にもなるのだろう。(たぶん)


自分がコラムを書かせてもらっていたエロ本は、コンビニとかで気軽に買える類のものではなかった。
いわゆる専門店でしか取り扱っていない、ひじょうに危険でおぞましい内容のものである。

そんな雑誌にも読者に感想を書いてもらう葉書がついていて。
まぁ皆のお目当ては、女優さんたちの下着プレゼント、、、だったのかもしれないが、「今月号で面白かった記事・グラビア」という質問で、当時の人気女優のグラビアに勝ったことだってあったんだよ。

過去の栄光? にしがみつくわけではないが、いまでもそのことを思い出し、「よし! 自分を待ってくれるキチガイだって居るんだ!!」と発奮することがあるのである。


というわけで。
今回の初体験シリーズは、自分が世話になったエロ本に敬意を表し、「初めてエロ本を買った日」でいってみよう。

公序良俗に反しないように―と、ちょいと自分をセーブし過ぎたきらいがあるからね、最近。
たまには、読むひとによっては「引くばかり」みたいな内容のものも書いておかないと。

そうしないと、自分が「真人間」のように思われてしまうし笑


現代っ子だと、これが「初めてエロDVDを買った日」とか、「初めてエロ動画のサイトを覗いた日」になるのだろうね。


時代、時代よのぉ・・・。


つづく。


※コミック雑誌なんか、いらないのだよ




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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(153)』
コメント (1)
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