人生日訓(91)
「素直に受け取る」
私は自分がごく単純な人間であるせいか、何ごともあっさりと受け取る癖があって、
家人からよく文句を言われた。「もう少し相手の心底を察してやってほしい。その裏
の気持ちがわからないのか」と叱られる。私も一応は相手の言葉の響きで、その裏
の意味に気づかぬのではないが、せっかちの私は、そういうのは嫌いである。ごく神
経の鈍い私は、そんな風に物を勘ぐって考えることは好まないのである。「よかった」
と聞けば文字通りに、さらっと受け取るほうである。私はこれを素直な受け取り方だ
と自任している。ひねくってとったり、遠回しに物を言ったりというのは私は苦手であ
る。また、私の貧しい体験からは、正直に文字通り、額面通りに受け取って行く方が
至極この世間が暮らしいいのではないかと自分で勝手に決めている。
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12月に咲いている花「蝦蛄葉サボテン(しゃこばサボテン)」
開花時期は、11/10 ~ 翌 1/10頃。 ・ブラジル原産。明治時代に渡来。 ・茎は四方に垂れ下がる。 ・花は茎先に段々に咲く。 咲き始めが見事。 色はピンクや赤。 ・茎が、海老に似た 「蝦蛄(しゃこ)」 (寿司ネタで有名)に 似ているところから命名された。 また、ことわざで 「蝦蛄で鯛を釣る」 (少ない元手で 大きな利を得ること) というのがある。 ・別名 「クリスマスカクタス」 クリスマスの頃に咲く サボテン、の意。 ・デンマークで品種改良された 「デンマークカクタス」も 花屋さんでよく見かける。 これも蝦蛄葉サボテンの一種。 (というか、 「蝦蛄葉サボテン」と 「デンマークカクタス」は 違いがなかなかわからない♪) ・「蟹葉(かにば)サボテン」 というのも 蝦蛄葉サボテンに似ているが、 「蟹葉サボテン」は 茎部分にはトゲトゲがなく、 開花時期は2~3月頃で 「蝦蛄葉」より遅いので 両者区別できる。
(季節の花300より)