人生日訓(100)
「切に思うことは必ずとぐるなり」
道元の言葉。「切に思うことは必ずとぐるなり。強き敵、深き色、重き宝なれども、切に
思ふ心深ければ、必ず方便も出で来る様あるべし、これ天地善神の冥加もありて必
ず成ずるなり」なかなかいい言葉で、今日の私共の人生の歩み方に多くの暗示を含
んでいる。「切に思うこと」というのは「どうしても、このことをやり遂げよう」と思うこ
とで、物に一心になれば、そこに、自然に、方法も工夫も出てきて、いつの間にかうま
くゆくのである。うまくゆかぬのは、まだ一心が足らないか、工夫努力が足らないの
である。「どんな敵」、つまり、どんな困難、悪条件が起こって来ても、やりとげよう、や
り通そうという発起の一念させあれば、どんな敵でも征服することが出来るという
のである。
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12月に咲いている花「シクラメン」
開花時期は、10/25 ~ 翌 4/20頃。 ・地中海沿岸地方原産。 明治末期に渡来。 ・花屋さんでよく見かける。 ・花びらは5枚あり、 いずれも上に強くそりかえる。 ・初冬から春まで咲く。 年末年始頃から 室内でもよく飾られる。 色はさまざま。 鑑賞用の園芸植物。 寒さに強い品種のことを 「ガーデンシクラメン」と呼ぶ。 また、シクラメンのことを、 園芸では「ミニシクラメン」と 呼ぶことが多い。 ・1月7日、2月4日、 12月8日の誕生花 ・花言葉は「清純、思慮深い、 内気、はにかみ」 ・別名 「篝火花」(かがりびばな) 篝火をたいているような 花の形であることから。 「豚の饅頭」 (ぶたのまんじゅう)。 シクラメンの原産地である トルコやイスラエルで、 野生の豚が シクラメンの球根を 食べたことから。 豚にとっては饅頭がわり、 ということで・・・。
(季節の花300より)