人生日訓(110)
「行学たへなば仏法はあるべからず」
日蓮がせっせとその信者に繰り返している言葉である。「行学の二道をはげみ候べ
し」に続いてこの一句が出ている。仏法というものは宙にあるものではない。お経は
はある。お経は沢山にある。しかしそれだけでは仏法が生きていない。本であり、文
字である。その文字をしっかり勉強することで、その文字の示す行持を各自が身に
着けること。この二つ、つまり学と行との二つがなければ仏法というものはないので
ある。「論語読みの論語知らず」という通り、読むことも大切だが、お経をただ読ん
でいた山門ところで3文の値打ちもない。釈迦はただお経を読んでいることを蛙b
にたとえて、他人の牛をかぞえるようだと皮肉っている。要は、その教文の一句でも1
行でも、これを自分の日常生活にどううけとり、生かして行くかということである。
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12月に咲いている花「ネリネ」
夏植えの球根草。 ・南アフリカ原産。 大正末期に渡来。 ・11~12月頃に、 伸ばしてきた葉茎の先端に 彼岸花に似たピンク色の花を 咲かせる。 開花は彼岸花より2ヶ月ほど後。 ・別名 「ダイヤモンドリリー」 花びらに光が当たると 宝石のように きれいに輝くことから。 ・6月28日、 7月24日の誕生花 ・花言葉は 「華やか」「かわいい」
(季節の花300より)
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