楽しむガソリンスタンドへ 異業種とタッグを開始
https://www.townnews.co.jp/0501/2020/11/27/552795.html
三浦半島を中心にガソリンスタンド「エネオス」の経営などを手掛ける湘南菱油株式会社(本社・森崎)が、スタンド敷地内で移動販売車にスペースを提供する試みをスタートさせた。
「ガソリンスタンドを通じて三浦半島をもっと楽しくさせたい」という同社社長の大庭大さんの思いから始まったプロジェクト。スタンドへ物販や飲食物を扱う個人事業主などへ販売場所を無償提供し、異業種コラボを実現させる。スタンドへの来店機会を増やすことに加え、店舗開業を夢見る人への後押しに繋げたい考えだ。
現在は市内を中心に展開する沖縄式焼き芋カー「蜜芋屋」やビーガンカレーを扱うキッチンカー「ココモカレー」とのコラボを実現。市内スタンドを中心に不定期開催している。脱サラで今年10月に開業させたばかりの「蜜芋屋」代表の焼き芋師・中本康平さんは「子どもの頃からの夢だった焼き芋屋を開業させ、嬉しさもあるが不安もある。こうした協力はとても心強く、コロナ禍で店を続けていく大きな力になっている」と話す。大庭さんは「ガソリンスタンドは出先の最終目的地にはなり得ない存在。わくわくさせる場所にすることで立ち寄ってくれた人が『横須賀って楽しい場所だな』と思ってもらえる一助になれたら嬉しい」と語った。
同社ではこうしたコラボを希望する相手を引き続き募っている。条件は火気を使用しないこと、業種不問で個人出店や営利目的も可。実施への条件が整い次第、出店できる。コラボ店舗営業の実施情報は同社ツイッターアカウントで順次発信している。
出店の問い合わせは同社【電話】046・836・3406
日本初、ガソリンスタンド空きスペースを駐車場として貸出 akippa
https://response.jp/article/2020/12/07/341041.html
駐車場予約アプリを運営するakippaは、日本初の試みとなる、ガソリンスタンド空きスペースの駐車場貸し出しを12月9日より、旭油業 万博南口SS(大阪府吹田市)で開始する。
akippaでは、かねてより給油所の空きスペースでの駐車場貸し出しを検討していたが、今回、近畿経済産業局、大阪府石油商業組合との連携により、旭油業 万博南口SS内の空きスペースの利用が決定した。なお、「危険物の規制に関する規則」の一部改正で、2020年4月から給油所の建築物周囲の空きスペースでも物品の販売等の業務が可能となったが、駐車場として貸し出す取り組みは日本初(自社調べ)となる。
今回の取り組みにより、給油所は新たな収益源を確保できるほか、駐車場利用ユーザーによる給油や洗車なども期待できる。また、ユーザーはこれまで駐車場として利用できなかった場所を事前予約して活用できるようになり、利便性向上につながる。
今回は試験的な実施となるが、akippaでは今回の取り組みをきっかけに、油外事業として「予約制駐車場の導入」がベンチマークとなり、給油取扱所の維持や存続の一助となるよう努めていく。
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50~40年前から地域でガソリンスタンドを営んできた1SSディーラーの店の多くは敷地面積が狭いです。
大型店の登場は規制緩和がキッカケです。
その大型店の登場(安値集客)が、多くの1SSディーラー(地場中小零細)を廃業に追い込みました。
「(災害時の最後の砦としての地域の)給油所の維持・存続のため」という名目で消防法が緩和され、2020年4月から敷地内での物品販売が可能になりましたが、
その恩恵を受けるのは、1SSディーラー(地場中小零細)ではなく、大型店です。
敷地面積の狭い店は、お花の植木鉢すら好きなように置けません。
2020年9月末系列SS数
追伸
>油外事業として「予約制駐車場の導入」がベンチマークとなり、給油取扱所の維持や存続の一助となるよう努めていく。
「油外を売るためのガソリン安売り」という慣習が繰り返されなければ良いのですが、・・・恐らく繰り返されるでしょうね。