masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

過去最高のリッターマージンです。

2020年05月18日 | ガソリンスタンド5

5月15日ぜんせきより

消防庁 改正運用要領を公表 タブレット給油、物品販売推進



消防はセルフに甘い(?)

消防法違反を給油客に強要するセルフSS



SSからお客様へこれが5月ガソリン価格の内訳
本体価格+税金113.6円×消費税率1.10=小売価格125円


※実際は、↓ ↓ ↓ ↓ ↓


5月18日燃料油脂新聞より

「今日の市況」首都圏SSマージン改善@過去最高の34円30銭
好市況上位1位は大分県の136円20銭で下位1位は徳島県の114円40銭(※価格差は22円


※このページの最後にコメントを書きます。



徳島県 郡部の閉鎖件数増加 
厳しい環境で長年頑張ってこられたが、後継者不在が最大の廃業理由だろう。

>数年後には県内各地で給油難民が発生する可能性が指摘されている。



元売仕切り本格上昇も・・・
4月上旬から市況“低迷”続く 香川県内





最前線で戦うスタッフの助けに 組合員SSにマスク配布 神奈川県石商小田原支部 




マスクないスタッフに厳しい視線 横浜市内 




全石連 政府方針受けSS感染予防対策ガイドライン策定




masumi「うちも作って貼る?」
こうちゃん「(要望された時に)口で断ったらいい」

2回このやり取りをしましたが、
「発券店値付けカードは給油のみ」の時と同様に、masumiさんはやっぱり作って貼り出すことにしました。



後でラミネートします。


::::::::::

(※)
>SSからお客様へこれが5月ガソリン価格の内訳
本体価格+税金113.6円×消費税率1.10=小売価格125円

>好市況上位1位は大分県の136円20銭で下位1位は徳島県の114円40銭

好市況の大分県でも120円という安値もある。

https://gogo.gs/ranking/44#






今日現在の当市の市況は
セルフ上看板136円(下看板は133~土日は131?)
フルは133~137円
フルはそれぞれの値付けです。数年前まで地域一番の高値店だった当店は136円(店頭現金会員価格)。

近隣他店より13円高く売っても5円しかなかったリッターマージンですが、今は約36円もあります。
こうちゃん曰く、
「規制緩和以前と比べても“過去最高”。こんなんあり得へん」だそうです。

「儲かって仕方がない」と言いたいところですが、コロナ禍の減販・・・それ以前に、既に“市況によってリッターマージンが増減する”個人消費者の大多数は流出し販売数量の半分近くを発券店値付けカード(マージンは数円の代行給油手数料)が占めています。
そして大口顧客(地下タンク分)も燃料油マージンは数円(固定)にしています。

だから時々書いているように、
市況は「どっちに転んでも知れている」。



その点セルフは文句なしに「儲かって仕方がない」のでは?
当市のセルフはCAが1店舗ある他は2者店なのでリッターマージンもフル並みかもしくはまだ多いはずです。


販売価格差の縮小とマージン回復は、元売り再編最終章を目前に控えた頃から。
つまり他社買いのうまみが薄れリスクが大きくなった頃から。
そして近年2件続いた地場フルの廃業閉鎖がこの過去最高のリッターマージンを決定付けたように感じます。


全量正規仕入では近隣他店より15円高く売っても粗利5円という・・・あの頃の市況を決めていたのは誰?


今の市況を決めているのは誰?






おまけ

2016年8月3日のぜんせきより

「不当な安値」何度でも訴える 愛知石商・協 宇佐美三郎理事長

災害時に被災地が最も必要とし、生きるための“最後の砦”といわれるガソリンや灯油の安定供給に、地域のSSは日ごろから努力を積み重ねている。
そうした同業者を窮地に追い込んで、自社だけ売れればいいという販売手法は無視できない。

インフラとして欠かせないSSが会員しかできず、従業員も電車通勤で夜間は無人というのでは、いつ発生するかわからない災害時の対応は不可能だ。
そのうえ官公庁などと災害時協定を結ぶ組合にも加入しない業者が地域の安心安全な暮らしも守れるとは到底思えない。

非常識な安売りで同業者を排除し、自社だけ生き残りを図る。
その先、競争相手がなくなったら値上げに転じるのか。

*****

これは愛知石商・協 宇佐美三郎理事長による異業種コストコに対しての言ですが、
私たち3者店フルからすれば、まさに2者店セルフがこれに当たります。


規制緩和でセルフが登場して価格競争が始まった?

私も長年そう思っていましたが、
セルフ解禁当初、商圏内でセルフの価格はバラバラでしたか?

当市ではセルフの価格は横並びでした。
つまり、
単に正規仕入を貫く3者店が高値店としてスケープゴートにされただけで、価格競争なんてなかった?


「初めてご訪問くださった方へ」にも書いてある通り、現在当市の地場店(1SS1ディーラー)は当店を含めて4店舗しかありません。

現在137円で価格掲出している1SS1ディーラーの地場店フルはセルフ解禁当初はセルフの価格にピッタリ追随していました。
地場大手はセルフ改装前から他市から新規出店した2者店の安値看板(当店の仕入値と同額)にピッタリ追随していました。


ニュータウン開発に伴う大手の新規参入でセルフ解禁前から過当競争に突入した当市。

この業界(市況)の流れ(この先)を見るうえで参考になるのでは?


つまり将来的には、

窓拭きやゴミ捨ての無料サービスの有無や安値高値ではなく、

「リッター30円以上の計量機使用料を支払って自分で給油するのがセルフ」




まぁまだ分かりませんけどね。

それに隣接市まで車を走らせれば118円という安値もあります。


本当に、この「市況」は「謎」です。



5月19日追加

5月19日燃料油脂新聞より

高いレベルの感染防止策求められるSS業界




コロナショックの影響 SA,PA 想定外の前年比7~9割減販



兵庫県石商からのFAX