12月7日ぜんせきより
帝国データ・石油販売業経営実態分析
売上高3年ぶり増加 競争激化で中小困窮
年商規模の大きい大手販売業者が売上高合計全体を押し上げた。
減収は年商「10億円未満」」で構成比が高く、特に「1億円未満」では増収の15.5%に対し減収は22.8%と減収が増収を上回り、小規模販売業者の厳しい経営実態が浮き彫りとなった。
2000年度以降の倒産件数推移は(法的整理のみ)は、08年度にピークを迎え、以降は減少基調で推移。
一方、
今年度上期(4~9月)の倒産件数は17件、負債総額31億6千万円。
今後の動向が危惧される状況。
10月のSS倒産件数は4件、負債総額は17億1千万円だった。
1~10月累計は30件、負債総額は71億7600万円。
前年同期比で13件増、負債総額も2倍に膨らむなど、SSを取り巻く経営環境が急速に悪化している様子が浮き彫りとなった。
※当店が最悪な経営状態だったのは、今は昔のハナシです。
「論説」街のSSとクリスマス
もしいま、あのSS(特約店の倒産の煽りで廃業に至ってしまった3者店)が運営を続けていれば・・・。
どう想像してもより厳しい状況が待っていたのではないかと思えてならない。
業転もけっして安くはないし、情報を得て仕入れに傾注しただけの成果は得られそうもない。
系列元売は来年4月に経営統合し、目の前の量販セルフSSと同系列になる。
それでも生き残りを模索し、転籍や系列離脱も視野に入れて頑張っていけるのか。
それが地域と共に生きるSSにどれだけの重荷になるかと思うと肯定的な結論には至らない。
※
昔ながらのフル形態の地場3者店は、「損な役回り」ですから。
12月8日燃料油脂新聞より
茨城県ガソリン市場 陥没地区が拡大 安値120円台も登場
地場業者、採算販売を強く訴える
※消費者には「安値が善」ではありますが.....