masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

伝えたいことは、

2018年02月14日 | ひとり言

窓ふきゴミ捨て(1,000円分でも発券店値付けカードでも)当たり前、無償点検に、無料洗車。
冬季はチェーン装着もサービスで。
夏と冬には常連客への抽選会で利益還元。


従業員を雇用し、
ガス欠・脱輪・バッテリー上がりetc.
イチゲンさんのSOSにも即対応。

他店ではどうか知りませんが、当店はそういうことをして来ました。


発券店値付けカード問題収束なるか?! より


*****


昨日、これまでに頂いたコメントを読み直していました。

>血のにじむほどの一生懸命に努力して黒字を維持している三者店からすると見ててイライラが止まらない。
>お店を潰されるのも時間の問題でしょうし楽しみにしています。

これは4年前の同業者からのコメントです。
因みに4年前は既に当店も赤字を脱していました。


こうしたコメントにもめげずにこのブログを続けてこられたのは、応援や共感のコメントがあったお蔭です。
改めて感謝申し上げますm(_ _)m



それにしても・・・

今更ですが・・・

確かにこのブログでのmasumiさんは「窓拭きもゴミ捨てもしない」とか「サービスも愛想も悪い」とか書いていますが、
それは、規制緩和以降卸格差によって疲弊した末のことであり、最初からそういう態度で店に出ていたわけでもなく、そうしたことも折に触れブログの中で書いて来ました。


夏と冬には常連客への抽選会で利益還元

あの頃、こうした抽選会を行う地場3者店はあまり無かったと思います。



だから、
某掲示板や業界紙で「これから(サービス)、」というようなのを目にすると、

「???今まで何してはったん?」って感じなのです。



夏でもアカギレになったり、冬場は腫れあがった手から膿が出るほど必死でサービスを行ってきても、10円もの安値の前には歯が立たなかったのです。


「窓も拭かなくていいから、何もしなくていいから、安くして」と言って、(卸格差ゆえ応えられなかったので)去っていった人と、
「窓も拭かなくていい、何もしなくていい、(混雑時には)向こうの人を先にやってあげて」
そう言って、今も当店をご利用下さる人とがいるのです。

そして、そういうお客様のお蔭で今も営業を続けており、
可能性はゼロとは言いませんが、潰れる気配はありません。


***

「窓も拭かなくていい、何もしなくていい、(混雑時には)向こうの人を先にやってあげて」
そう言って、今も当店をご利用下さる人がいるのです。
そして、そういうお客様のお蔭で今も営業を続けており、


心が疲弊してしまうくらい必死で頑張っているアナタに伝えたいのです。


***


非定型歯痛は仮面鬱の症状だったと確信しています。

過去、事務所内で首を絞められ拳骨で殴られた事件がありましたが、それは全くトラウマではありません。


私の心を蝕んだ澱、
それは、日々の接客で「自分は客=神様」だと勘違いをしている人を相手に、お客様扱いをし続けたことで溜まっていったものです。


理不尽な卸格差により、「高い」と言われ続けたあの頃。
挙句に給油もせずに「ぼったくり」という言葉を残して去られることが続出したあの頃。
窓を拭いて貰うことを目的に、タイヤの空気圧を目的に、ゴミを捨てさせるのを目的に、1,000円分で来店した人へサービスを提供し続け、精算時のレシートの単価に厭らしい薄笑いを浮かべられたあの頃。
後付けが出来ないTポイントの説教に頭を下げ続けたあの頃。

あの頃のmasumiさんに伝えたい。

「そんな人を相手にすることはないよ」








ーコメント欄よりー


お客様は神様ではなく (Mくん)2018-02-16 11:58:14

お客様はお子様と思いなさい!という文を読んだ事があります。
しかしながら、なぜか自分の事だけしか考えられない方はいらっしゃいますし、そういうお客様がいらっしゃいます。
以前は自分も相手してましたが、そういう方はお断りするようになりました。
そうすると、そういうお客様は減ります。
きっとさみしい想いをされている方なんだと思いますが、そこまで対応していたら心が持ちません。
スタッ○サービスの宣伝でもありますが、試着だけしまくって帰るお客様、これは迷惑でしかありません。

やっていい事、悪い事の区別が出来ない方はお断りし、常識ある方をお子様を喜ばせるように接客する事が望ましいのではないかと思います。

賛否あるでしょうが、お店には似たようなお客様が集まります。無理難題ばかり言う方が集まらないようにする事も必要だと思います。

そして自分がお客様になる時に、お店の事を思えるようなお客様でありたいと思います。
ガソリンスタンドを取り巻く環境はそれをさせない事が多いですが、ご来店いただいているお客様がいる限り出来る限りの事を続けて行こうと思います。





Mくんさん (masumi)2018-02-16 16:05:58

コメントありがとうございます。

「店を畳んでくれないのなら、もういっそのこと潰れてしまえばいいのに!!」と、私自身が本気でそう思っていたのです。

うつ状態のとき、それは当然接客にも表れていました。

でも潰れなかった。


地下タンク改正消防法対応工事をして店を続けるかどうか話し合ったとき、
「相手によっては給油拒否や来店拒否をする」と言った私を主人は容認してくれました。

そして実際にそれを行いました。


それでも店は潰れないのです。


お客様も消費者ですが、消費者のなかにはお客様と消費者がいるのですよね...
昔は消費者=お客様だと思っていたけど、それは間違いでした。


Mくんさんの仰る通りだと思います。



教訓も、お達しも、活かされてこそ。

2018年02月14日 | ガソリンスタンド3

2月14日燃料油脂新聞より


量販上位 セルフが占める トップ10の顔ぶれは固定化

セルフSSは効率的な運営を基本に客数増大と販売量アップに大きな効果を発揮している。

地場業者は、「量販店には価格で集客しているところがある」として、
経営が維持できているのは「元売の子会社か(元売の)息がかかっているところが多い」とみる。


※元売販売子会社へのヒアリング結果によると5社中黒字が3社で赤字が2社。




「緊急時だけの存在なのか」 自治体 地元SS使わず

1月末からの氷点下の厳しい冷え込みで水道管の破損などで断水した家や店舗が相次ぎ、自治体は対応に追われた。

ーその自治体職員から灯油を購入したいという電話を受け、閉店時間を過ぎていたが午後11時まで自治体職員の来店を待ってポリ容器2缶分の灯油を販売した際に、「いつもどこで購入しているのか」尋ねたところ「ホームセンターで購入している」と。

同SSは
「自治体が地元のSSから燃料油を購入していないなんて」
「結局、SSは緊急時などの時に利用されるだけの存在なのか。全国の自治体でも同様のことが起きているのかもしれない」と悲しい表情


311の教訓は?
官公需法による政府から地方自治体への「燃料油は地場中小SSで」というお達しの効果も無さそうですね。






ローリー出荷再開 開店SSに給油客集中
5割休業、大勢制限販売

福井市内のある系列フルサービスSSは、9日午後2時台にローリーが到着した。
同SSは「6日入荷予定分が3日遅れで到着した」と話す。
レギュラー、軽油、灯油各4キロリットルの合計12キロリットルが入荷した。
(事前に優先度の高い油種を聞かれ、ハイオクを断念したそうです)

別の系列フルSSも9日に入荷した。
近隣の多くのセルフやフルSSが休業し続けたため、11日には午前8時の開店前から給油待ちの車の行列ができ、開店後も道路をふさぐ形で行列ができて大渋滞となり、地域から苦情が相次いだ

SSスタッフも泊まり込みが続き、疲労困憊だったため、危険性が高まったと判断、午前10時半に急きょ閉店を決断した。

同SSは「ガソリンが買えるSS情報が会員制交流サイト(SNS)などで拡散し、お客が殺到した」と話す。

とくに11日は嶺北地区の67%の154SSが休業、福井地区(88SS)は7割の62SSが休業した。
閉数少ない営業SSにお客が殺到した。閉店後も出入口のバリケードを破って入ってくるお客がいるなどパニック状態になっていた。

県石商の河部専務理事が地元紙の取材にパニック沈静化を求めるコメントを述べ、翌12日に記事が掲載された。

どうか冷静に。




灯油を求めてセルフSSに行列がー(12日、news23より)



寒さのなか並んで、お客さんが自分自身で給油をして、重たいポリ容器を下げて帰るー

規制緩和以前には想像もしなかった光景ですね。





その利益で

2018年02月14日 | ガソリンスタンド3

2月9日ぜんせき「論説」より


系列仕入れと比べ1リットルあたりの差は7円程度、最大で10円も異なることが当たり前(3者店では更にその差は拡大)、
是正のためには「需給均衡」が最善の方策だと(系列側の)だれもが考えていた。
それが元売再編によりあまりにも短時間に実現したという事態は、業界の長い歴史を考えても「予想外」だろう。

※でも,韓国から...
特石法は廃止されていますからね




2月13日燃料油脂新聞より

出荷急増 緊迫感漂う灯油

 



地下タンク残量に焦る ローリー不足深刻度増す




JXTGHD 4~12月期 営業益倍増


石油製品実質営業益1615億円


元売はこれまで効率化が最優先でした。

今回の、大雪による配送が止まってしまったのも除雪が追い付かなかったりしたことも一因ですが、
元売のこれまでの“効率化”の弊害もあるのではないでしょうか?


東日本大震災のときもそうですが、
業界の掲示板で、PB-SSには燃料油が届くのに系列店へは元売のローリーが届かないという書き込みを目にすると、本当に悔しく情けない。

元売はその利益で、豪雪を含む災害時の系列店への供給網の再構築をして頂きたいと強く思います。

・・・

先日、当店もオーダーの変更を打診されました。
日本海側へのローリー応援を考えて快諾しました。

近隣他店には燃料油が届くのに自店には届かないなんてー
想像しただけで悶死しそうです。










「失望感」退職に拍車 若者が未来感じる業界へ




福利厚生整備に着手 人材確保策へ取り組み




減販への不安が足かせ 定休日導入進まず





環境変化対応求める 「業界の問題解決へ意識を」