masumiノート

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商売の正道

2017年10月07日 | ガソリンスタンド3

10月6日ぜんせきより


需要期近づく 灯油出荷が急増 
ガソリンは在庫余剰感続く 9月5週



「論説」灯油市場はだれのもの
(※最後に載せます)



入札概況 7~9月一定価格で応札続く
入札は僅差で競う時代に

実際、商社からは「JXTGができたことで、入札に無理が効かなくなった」と明かしている。
極端な安値で落札し、後から元売に補填してもらう商売ができなくなったのが、いまの入札市場のようだ。


極端な安値で落札し、後から元売に補填してもらう商売

こんな商売のせいで、事情を知らない消費者から「暴利を貪る悪徳業者」と誤解され、
地場3者店の多くが、この業界を去りました。

こんな商売が長く続いたせいで、今営業を続けている3者店の多くも疲弊しています。



「論説」灯油市場はだれのもの



時代とはいえ灯油の需給をコントロールするのが元売になったとすれば、これから灯油市場はだれのものになるのか。
少なくとも消費者と販売業者の間にある市況感や信頼感から生まれる「安いから買う、高いから買い控える」という時代から、
「これがいまの適正価格」という時代になるのではないか。
それを肯定するのは容易い。
だが需給は、消費者と対面販売する者の間で決まるほうがはるかに商売の正道のような気がする。



>商売の正道

私も需給は販売業者と消費者との間で決まるのが正道だと思います。
でもそれは業界の商流が歪んでいなければ、です。

スタートの時点で大きな卸格差があり、系列店が系列仕入れでなく業転仕入れを行う。
そしてまた商流の途中でも、「極端な安値で落札し(販売し)後から元売に補填してもらう商売」が罷り通る。
そのようなことを、長年放置してきた結果が、
強大な元売を誕生させ、需給をコントロールされることを許すしかない状況をつくり出したと言えるのではないでしょうか。



採算販売へ意識高まる。

2017年10月07日 | ガソリンスタンド3

10月6日燃料油脂新聞より


利幅15円以上維持もー生き残りへ上乗せ必要 京都市内
近年の減販でガソリン販売量が月70㎘程度まで落ち込んでいる。
直近の市内フルSS市況はレギュラー134~138円で推移しているが、現状を考えると、マージン改善で経営を建て直すためには140円台に乗せたい。


段階的に採販水準へ 販売業者間で意識高まる 京都府南部市場
ただ先月からのコストアップに対し、後追いの形となっている転嫁は遅れ気味だ。
まだまだ採販水準に届いていないとの見方が大勢で、中旬入り後に3円程度上乗せできるかが焦点となりそうだ。


フルSS ガソリン現金136円 末端転嫁が順調に進行 大阪市西区
いまはなだらかなガソリンの需要減少だが、HV増加が進めば急激に減少する恐れもあるため、再投資のできる市況環境の構築と維持の重要性が高まっている。


仕入値高騰 着実にコスト転嫁 店頭価格引き上げ 大阪府内PB






上半期14SS閉鎖 8~9月は10SSと急増 三重県

地域別には
津市と四日市市で3か所、熊野市で2ヵ所、桑名市、松坂市、伊賀市、名張市、菰野町、度会町でそれぞれ1ヵ所

系列別では
コスモ系5ヵ所、JXTG系3か所、出光系、キグナス系、独立系が各2ヵ所。

セルフSSの閉鎖は3か所。





セルフ間競争激化 フルとの価格差最大27円 和歌山市
地元ではセルフ間同士の競争継続により市況が疲弊、
廃業や撤退の増加を懸念している。



>採算販売へ意識高まる
とは言え、未だ完全転嫁もままならないところが多いーというのが実情です。