地植えにすると勢いが違う。
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見て、この折れ線グラフ
セルフの数がドンドコドンドン増えている。
セルフSS 出店状況(平成 26 年12 月末現在)
https://oil-info.ieej.or.jp/documents/data/20150331_1.pdf より
全国で、セルフSSは9481ヶ所。セルフ比率は27.32%
(当市のセルフ比率はとっくの昔に50%)
4月6日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)
ガソリン高値イメージ定着で セルフとの格差再考(長野県内)
フルサービスはセルフとの価格差リットル2円という暗黙の価格設定に再考を促す声があがっている。
ガソリン価格の高止まりで価格を意識する傾向がこれまで以上に強いため、2円の棲み分けが鮮明な地域ではフルSSの販売数量を大きく落とす原因となっている。
販売数量がピーク時の半分以下に落ち込んだSSも少なくないと見られ、需要の漸減で拠点を維持することが困難になるとみられる。
減販が続き、SSが閉鎖となれば中山間部のSS過疎化問題が都市部にも波及しかねない。
灯油配達という地域の燃料供給を維持することも難しくなる。
また地場店が撤退し空いた地域に販売子会社が出店してくれば「次は地場店セルフの淘汰が資本力の差によって進みかねない」
街の小売店が郊外に出来た大型流通店舗に客を奪われ、後継者難や店主の高齢化も手伝って撤退していった姿がSSの将来にダブる。
今は不便を感じなくても閉鎖が相次ぎ気付いたら周りにSSがなくなったとき、一番困るのは地域の高齢者。
ガソリン価格が解禁当時とは異なるだけにセルフとフルの価格差を再考する必要があるようだ。
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長野県では2円なんですね
こちらでは3円でした(過去形)
セルフ解禁当初から組合からの単価の連絡は「○日からセルフは○○円、フルはプラス3円で」、でした。
その後、近年、セルフとフルの価格差は店舗によりバラバラになりー
今現在は、一部のフルを除いて看板で7円、実売では12円の価格差となっています。
(当店では最高、一時的にですが16円になったことがあります)
それはそうと、消費者の皆さんはセルフとフルの価格差はどのくらいが妥当だと思われるのでしょう?
2円?3円?それとも・・・?
でもね、そういう議論?って無意味だと思うんですよね。
昨日か一昨日の業界紙には「200円になってもここに来るよ」って言って貰っている販売店さんもあるって書いてあった。
当店も「いくらになっても来る」と言ってもらったことはある。
でも、2円でも「高い」ってセルフを選ぶ人もいます。
近隣のセルフが100円で売っていたとして、(それに追随するフルも近隣にあった場合)、200円の店に来てくれる人が実際にはどれだけ居るのか?
そして店にとって200円でも来てくれるお客さんがどれだけ必要なのか?
結局、そのお店毎のハナシだと思うんですよね・・・
同一の地域であっても、同一の元売マークであっても、同一のフル形態であっても、
仕入れ値の格差が系列内であっても13円以上あるような業界なんですから、売り値もその店毎に決めなきゃ嘘でしょう。
だけどケーキなどと違って差別化できない商品だし、ならサービスでカバー出来るかというとそれも難しい。
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