masumiノート

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「日曜日は休業」の理由

2014年06月27日 | ガソリンスタンド2


6月27日 燃料油脂新聞 (※青文字がmasumi)

「日曜日は休業」の理由

「6月から日曜日の営業をあえてやめました。いまの市況ではガソリンを売っても赤字になるだけです。
山梨県内のSS業者は給油所と言うビジネスで利益を出しているのでしょうか」

※当初は1ヵ所だけだったSSを先代から事業継承して社長になってからの数年間で数カ所にまで拡大、価格競争力もコスト競争力もピカイチでカーケア収益もトップクラス、元売や大手商社からの評価も極めて高い若手経営者のお話です。

「業転を仕入れずに系列1本だけの仕入れだったら、いまのガソリンマージンはいったいどのくらいになるのでしょうか。(略)普通の底値看板ですらわずか2-3円しかマージンがありません。皆さんどうやって食べているのでしょうか。収益源の多角化を強力に推し進めているからなのでしょうか」

※こちらの経営状態はガソリンマージンが限りなく0になっても、新車・中古車販売やカーケア収益で赤字になることはない屈強な体質を作り上げたそうです。

給油所という他にはない集客機能の魅力を否定することはないものの、(5%の粗利率もないのに売上高だけは上がるリスキーな状態に)
「経営者として給油所への投資ができない」ーと。

※日曜日を休業にした理由は、
カーケア収益をあげるにはガソリン販売量はある程度の数量で抑えたほうがいいという結論に達したからだそうです。


ガソリン低マージン スタッフの意欲低下 人材不足要因の指摘も


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※マージンが重要なのはみんな百も承知なんですけどねぇ・・・

「今は俺らより(販社とか元売から優遇されてる大手特約店の)セルフの方がリッター当たりの粗利、多いんちゃうか」って昨日こうちゃんがつぶやいていたけど・・・
そうだろうね。
でもセルフの売り値はうちらより「安い」からね。
例え売り値の、フルとセルフの、その“差”が10円から5円3円に縮まったとしても、「安い」ことに変わりはないからね。

・・・

クラックマージン(元売の利益)がすごいことになってます。
↑ まいどさんのブログ記事です。


PS
当店が日曜休業なのは、野良仕事をせなアカンから、デース!








最後の砦なんて御免蒙りたい。

2014年06月27日 | ガソリンスタンド2


6月25日 ぜんせき (※青文字がmasumi)

災害時の“最後の砦” 地場SSの重要性説明

全石連の河本副会長・専務理事は、東日本大震災直後から石油製品の安定供給に尽力したSS現場の従業員らの懸命の取り組みを説明した。
「ある大手のSS企業では、就業規則で震度6以上の地震が発生した場合、出社してはならないといったことがあったと聞く。これでは地下タンクにいくら在庫があっても、供給してはならないということになってしまう」と概況説明したうえで、

「こうなると、就業規則がないような個人商店SSの人が供給せざるを得ない。
上流のほうでいかに供給体制を整えても、SS現場での震災時における火事場の馬鹿力(!)で供給してくれる方々がおられなければ、石油が欲しいという被災者のご要望に応えることができなくなってしまう」と安定供給を支える中小地場SSの重要性を訴えた。

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記事タイトルの意味は、(消費者の中には気分を害する方もいらっしゃるかと思いますが、)過去記事を読んでくださいませ。
※2番目の「
最後の砦を守ってきたのは誰か」はコメント欄も是非。


教訓薄れる東北自治体 2014年03月01日
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/db1f400e6803b8e3b231df5b6ddd3bda

最後の砦を守ってきたのは誰か。 2014年03月15日
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/68f1991617a6a0c0304115d93b578600

店を潰すつもりで 2014年03月02日
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/ab1ccaa46f10712f062a86eeb3215504


燃料を切らすわけにはいかない。 2013年01月19日
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/c0146eea760880dbe694cb01f1df8684

※「燃料を切らすわけにはいかない」、この思いが業転玉に手を出さない理由の一つでもあるわけです。


みっともなくても。 2014年05月27日
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/6e015b682dea5ffb9b866d86f9ec343c