本日8/21朝日新聞朝刊の経済面に「安いガソリンどこに」という記事が掲載されています。
「業転」のことが書かれているのは初めてのことじゃないだろうか・・・
一部のみ転載させて頂きますm(_ _)m
転売や輸入品出回る
さらに業界には、ガソリンを安く仕入れる「裏技」がある。
元売り会社が自分の系列店に販売する「正規ルート」とは別に、系列外の店に安く売ったり、給油所どうしでやりとりしたりするしくみだ。
この価格は「業者間転売価格」(業転価格)と呼ばれ、正規の卸価格よりも1リットルあたり10円ほど安いことが多い。
この価格で売買されるガソリンは、ガソリンの売れ行きが悪く、製油所で抱える在庫がたまるなどすると大量に出回ることが多い。
最近は韓国などからのガソリン輸入も急増しており、これも業転価格でやりとりされているとみられる。
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欲を言えばもっと掘り下げて系列内格差なども書いてほしかったけど、こうして大手の新聞に掲載してもらえたことは素直に嬉しいです。
朝日新聞さん、ありがとうm(_ _)m
記者の上地兼太郎さん、北川憲一さん、ありがとうございますm(_ _)m
規制緩和以降、元売子会社や量販店に価格対抗するために、「みんなで渡れば怖くない」と業転に手を出す系列販売店が増えました。
真面目に系列100%仕入れでやっている販売店はどうしても高値で販売せざるを得ず、
こうした業界の実情を知らない消費者から「ぼったくり」と罵られたこともあります。
その時の悔しさがこのブログを書く原動力になっています。
「何故書くのか」
(masumiノートの予備ブログに転載してある分です)
そしてお願いです。
これ以上ガソリンスタンドの数が減ってガソリンスタンド過疎地や灯油難民などの問題が大きくならないためにも、地場の系列販売店が置かれている現状を知って頂きたいと思っています。
機会がありましたら、どうかこの「masumiノート(ガソリンスタンドカテゴリー)」を宣伝してやってください。
よろしくお願いします。
軽減分析措置の更新の時期です。
当店も済ませました。
と言っても、特約店から郵送された『誓約書』に記名捺印して返送するだけですがw
で、今回初めて(!)masumiさんもその文書を見ました。
こーいうのは、こうちゃん任せなんだよね~(´~`ヾ) ポリポリ・・・
だって、うちらこんな誓約書なんて交わさなくても元売のマーク掲げたら元売の正規の玉で商売するの、当たり前だからねぇ・・・
あ~ぁ、メンドクサ(´Д`) =3 ハゥー
要するに、
元売→特約店→販売店までの流通経路において途中で混合蔵置きしない等、品質を変更せずに供給することを誓約するものです。
又、経済産業局への申請書には、「揮発油等の品質の確保等に関する法律施行規則第14条の2第4項第7号の措置」として、
“流通経路以外の流通経路の揮発油を混合蔵置しない等揮発油の品質を変更せずに供給すること”という文言が明記されています。
系列販売店はこれらを誓約して申請することにより、本来なら10日に1度行わなければならない品質分析の軽減措置を受けているのです。
なのに、現実はどうでしょう?!
先日の東京石商のアンケート結果でも、揮発油の業転購入割合はハイオクが50%,レギュラー37%です。
(※,軽油は55%,灯油に至っては80%以上)
これは東京だけに限りません。
全国的に同じようなものでしょう。
嘘つきの多いこと・・・。
だけど、そうしなきゃ生き残れないのも事実。
そうしなきゃ、もっともっとガソリンスタンドの数は減っていた。
今では公然の秘密のように当たり前(?)になった系列販売店の業転買い。
それに未だに、『誓約書』???
こんな誓約書に一体何の意味があるんでしょうね。
本当にけったいなコトです。
・・・
軽減分析措置の更新のこの時期、
全国的に、業転買いに圧力が掛かるそうです。
毎度のことです。
でもそれは、元売のパフォーマンスでしかないとmasumiさんは思っております。
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/cb2d75e14cf0d415e06c0675c5e4ba21