「原発広告費に驚き」
伊テレビ局「SKYTG24」極東特派員 ピオ・デメリアさん
東日本大震災・原発事故をずっと取材し、昨秋『日本の問題』(幻冬舎)という本にしました。
そこでも提起しましたが、ヒロシマ・ナガサキの原爆、ビキニ水爆の被害を受けた日本が、なぜ国内に54基もの原発立地を許してきたのか。
アメリカのいいなりという政府という根本問題と同時に「日本の原発は安全」という宣伝に加担してきたマスメディアの責任は大きい。
独占で競争がない電力業界がトヨタ並みの858億円もの広告費をメディアに出していることにもビックリしました。
これが「安全神話」の背景にある。
イタリアの電力会社にそんな広告費はありませんよ。
ーしんぶん 赤旗 3月18日号より一部転載ー
広告宣伝費といえば聞こえは良いけど、口止め料としてのハタラキも併せ持っているんだよね
悲しいかな、無言(?)の圧力に屈してしまうのだろうなぁ
ところが、
電力会社の広告宣伝費の原資は消費者が支払う「電気料金」
原発を誘致した自治体に支払われる「補助金」の原資は国民が支払う「税金」
そんでもって、
これらのお金の一部は、目に見えないトコロへも流れる。
それは巧妙に、狡猾に、闇の中で巡回する。