Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

京様式経営 モジュール化戦略   末松千尋(日経新聞社)

2008年07月10日 | 本と雑誌
Hitorigaten

 地球環境の悪化に対する恐怖心を払拭すべく立ち上がったG8「洞爺湖サミット」… しかし巷間、将来への不安と閉塞感が溢れており、一人ひとりが next one を探しあぐねているような…
 物質的に行き詰まったときは、精神的な安寧を求めるのが常ならば、正にその時が今であるのだろうか…

○ロバートメトカーフ:ネットワークの効果は、参加するユーザー数の二乗に比例して大きくなる
○業務プロセスを明示せず、暗黙知や習慣に依存したり、複雑化させる傾向
○オープンソースの定義:①再配布の自由、②ソースコード公開の義務、③ソフトウェア変更の自由、④再配布ソフトウェアのライセンス継承義務
○工場の6S:整理,整頓,清潔,清掃,作法,しつけ
○カリスマが通用するのは小学校1クラズで。それ以上は階層が必要
○FM京都のコンセプト:おしゃれな知性
○情報システムというツールは、それを使う人間の能力以上に機能することはありえない
○資本主義の大衆化が進んでおり、従業員は資本家でもあり、経営者でもある時代
○日本の「オーバークオリティ現象」と「高コスト体質」
○MIT:2004から順次無条件で教育資本公開
○ネットワークが追求する三要素:①資源共有、②機能分散、③負荷分散
○モジュール:様々な機能を提供する個別要素
○シリコンバレーの思考的支柱:プラグ&プレー
 →構造をシンプルにして全体の発展につながるようとするモジュール&インターフェース思考
○共通のプラットフォーム上では、特殊性、差異性が無ければ生き残れない
○「日本らしさ」:深いところに存在する素晴らしさ →大乗仏教、般若心経「色即是空」
○「無我」:全てがかかわり合って生きている →オープン水平分業

コメント
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