Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

もう、国には頼らない              渡邊美樹(日経BP社)

2007年12月07日 | 本と雑誌
Hitorigaten

  ご存じワタミの社長が熱く語る人生哲学。
居酒屋、学校、病院、老人介護施設運営を通じて解き明かす、「人間教育」の重要性や難度、素晴らしさ、あるいは「経営」、「サービス」の真髄か・・・。

○「官」に無くて「民」にあるものは、それは「経営」です
○あらゆる仕事は人が自分を成長させるまさしく「教育の場」なのです
○「官」がやるべき仕事は、枠組みをつくり、国民に成り代わって市場に不公正がないか監視すること、そして社会全体を見渡して不幸な人ができないようなセーフティーネットを設けることでしょう
○市場メカニズムに乗せて、お客様本意で商品やサービスを選べるようにすれば、お客様は最善の選択をします。結果、お客様は幸せになり、各分野のサービス水準も上がり、サービスの担い手たちも幸せになるはずです
○ビジネスというものは、価格帯を飛躍的に下げると、そこに全く別の世界、新しい業態、サービスが現れます
○「介護型」に対する「自立型」の老人ホーム
○信頼できる第三者に介護を委ねること
○「官」が守っているのが、日本の「農業」ではなく、日本の「農協」や「農家」
○環境対策が経済活動を上回ることはあり得ないのです
○真に環境を守りたければ、私たちは経済活動を止めるしかない
○環境対策にこだわる理由として、「教育者としての後ろめたさ」をなくしたい
○地球の大いなる営みを、どう邪魔しないようにするかが人間の存在意義だ
○経営というものは、「できないことをできるようにすること」だと信じています

コメント
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