zおはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の44ページ「第1-2-22図 業種別規模別労働生産性上昇率の要因分解」をみましたが、今日は46ページ「第1-2-24図 労働生産性及び全要素生産性(TFP)伸び率の要因分」をみます。
下図からTFP について見ると、第 1 期に 0.5%上昇、第 2 期に 1.0%低下、第 3 期に 0.2%上昇となっていることが分かります。

この結果について白書は、TFP 上昇率も労働生産性と同様に、第 2 期にはリーマン・ショックの影響で大幅なマイナスに転落し、第 3 期には回復したが、第 1 期の上昇率には届いていない。
第 1 期と第 3 期における各効果の寄与を見てみると、第 1期、第 3 期とも再配分効果が TFP を最も大きく押し上げており、廃業効果が最も大きく押し下げている。
第 1 期から第 3 期にかけて、再配分効果のプラス幅が拡大し、倒産効果のマイナス幅が縮小したことは TFP の押し上げに寄与したが、内部効果がマイナスになったことに加え、参入効果のプラス幅が縮小し、廃業効果のマイナス幅が拡大した結果、全体の TFP 上昇率は低下している。
業種転換効果は 2 期間を通じて若干のプラスを維持しており、業種転換に成功した企業が中小企業全体の TFP 上昇率を押し上げていることが分かる、とあります。
TFPを見ると白書を読んでるぞ!という気がしますが、書いてあることは一見複雑そうで、実は新たな気づきはないので、ここはサッと読み進んでいきましょう!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の44ページ「第1-2-22図 業種別規模別労働生産性上昇率の要因分解」をみましたが、今日は46ページ「第1-2-24図 労働生産性及び全要素生産性(TFP)伸び率の要因分」をみます。
下図からTFP について見ると、第 1 期に 0.5%上昇、第 2 期に 1.0%低下、第 3 期に 0.2%上昇となっていることが分かります。

この結果について白書は、TFP 上昇率も労働生産性と同様に、第 2 期にはリーマン・ショックの影響で大幅なマイナスに転落し、第 3 期には回復したが、第 1 期の上昇率には届いていない。
第 1 期と第 3 期における各効果の寄与を見てみると、第 1期、第 3 期とも再配分効果が TFP を最も大きく押し上げており、廃業効果が最も大きく押し下げている。
第 1 期から第 3 期にかけて、再配分効果のプラス幅が拡大し、倒産効果のマイナス幅が縮小したことは TFP の押し上げに寄与したが、内部効果がマイナスになったことに加え、参入効果のプラス幅が縮小し、廃業効果のマイナス幅が拡大した結果、全体の TFP 上昇率は低下している。
業種転換効果は 2 期間を通じて若干のプラスを維持しており、業種転換に成功した企業が中小企業全体の TFP 上昇率を押し上げていることが分かる、とあります。
TFPを見ると白書を読んでるぞ!という気がしますが、書いてあることは一見複雑そうで、実は新たな気づきはないので、ここはサッと読み進んでいきましょう!!